【映画レビュー】パラサイトー半地下の家族 差別意識が表れるとき
アジア発アカデミーショー作品賞受賞作
やっと見られた。
ずっと見たかったのだが、ちょっと怖くてまだ見ていなかった。
最多4部門で受賞し、話題になったから知っている方も多いだろう。
ポン・ジュノ監督の作品だ。
ポン・ジュノ監督は見た感じはとても人の良さそうなお兄ちゃんとった風貌である。
しかし、彼の作品はスリラーだったり、ホラーだったりと、彼の見かけからは想像できないものが飛び出してくるのである。
私は以前、「殺人の追憶」も見たが、恐怖で戦慄したのを覚えている。
格差による嫌悪感
ここでは詳しく書いて、ネタバレになると面白くないので、ざっくりと書くと、私がこの作品で一番印象に残ったのは、差別意識が表れる瞬間である。
格差による差別意識、嫌悪感が表れる瞬間を、ポン・ジュノ監督は見事に切り取っている。
嫌悪感はふとした拍子にでるものである。
どんなに表面を取り繕っていても、さりげない動作にでてしまう。
それをよくわかっている。
主人公演じるソン・ガンホはその瞬間に感じ取った嫌悪に対する心の動きをみごとに表現した。
ソン・ガンホは「タクシー運転手」でも、主役を演じ、心の動きを表現することがすばらしい役者であることがわかっている。
ここでもその力を発揮した形だ。
最近の社会では
最近、社会では差別が問題になっている。
それは明らかにそうである場合もあるだろうが、私たちの心の内に知らないうちに巣くっていることもあるだろう。
それはしかし、あるときに行動になって表れてしまうのだ、という恐怖感を味わった。
自分の心の中を一度覗いて見た方が良いだろうと自省させられる作品でもあった。
【生を考える】草取りしていてふと思う
今日は久しぶりの曇り。
やっといくらか地面も乾きかけてきて、草取りができた。
草取りをしていて思ったのは、人間はつくづく弱いということ。
毎日雨が降り、こちらはだるくてうちの中でじっとしているのに、草花はその雨の中、じっとしているように見えて、ぐんぐん成長している。
やっと草取りができると思った時にはとんでもなく大きくなっているのである。
人間は人によっては天候に左右されながら生きているのだが、それを糧にして生き、成長していける植物の力強さ。
もちろん、この長雨でダメになってしまうものもあるだろうから、一概には言えないが、人間よりも芯が強い生き物が多いと感じてしまう。
人間には人間のやり過ごし方があるのだから、人間らしく、うまくやり過ごして生きていこう。
【生を考える】ポスト資本主義を考える
今日は簡単に。
最近ずっと考えていること。
資本主義が限界にきているような気がしている。
この新型コロナに対する政府の対応や大学入試改革、教育を見ただけでも、かなり弱者切り捨てによる悲惨な事例が増えたように感じる。
では、資本主義に後にどんな社会を作っていくべきなのだろうか。
私たちの子どもたちにやその下の世代にこのツケを回してはいけないとだけは思う。
今考えているのは、福祉型国家が一つの選択肢として上がってはいるが、具体的にはまだ固まっていない。
さまざまな本を読んでさらに考えて続けていこう。
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【脱プラ生活】歯磨き粉作りにトライ
手作り歯磨き粉作り
プラスチックフリージュライも、もう1/3過ぎた。
もう一歩進めるために、今までずっと気になっていた歯磨き粉に挑戦することにした。
参考にしたのはいつもお世話になっているプラなし生活さんの以下のページ。
化粧水は自分で作る。
化粧水に使っている精製水とグリセリンが使える。
それにカオリンを加えるだけ。
カオリンはアロマの勉強をするときに買ったセットに入っていたので、特にこのときのために購入したわけではない。
カオリンは歯磨き粉の他に、パックなどに使える。
材料
写真に精油を入れ忘れました。
すみません。
グリセリンや精製水はプラボトルに入っているし、カオリンもビニル入りなのが残念。
注意!
精油の扱いについては、このページではちょっと心配な点があった。
すでにプラなし生活さんはInstagramでの私の投稿に気がついてくれたので、ちょっとほっとしている。
精油は水には混ざらないため、「アルコールなどに溶かしてからでないと、うまく混ざらず、濃い液が直接肌についてしまうこともあり、トラブルも多い」とAEAJでは報告されているので、まずはきちんとグリセリンに精油を混ぜて溶かしてから。
次に水を混ぜて(このとき濁る)、最後にカオリンに少しずつ加えてのばす。
私は精油はペパーミントを使い、念のため1滴にしてみた。
ペパーミントはやや強い精油なので、使い過ぎるとヒリヒリしたりすることがある。
完成!
小さめの缶(JIM-NETのチョコレート募金の缶)に入れてみた。
直径5㎝くらい、高さは5㎜くらいかな。
ぴったりのサイズだが、作るときにカオリンがこぼれやすいので、ゆっくりと少しずつ混ぜること!
下にティッシュを引いておけば良かったと後悔…。
これでプラスチックフリーの歯磨き粉もできた。
材料自体がプラスチックに入っているのがいつもジレンマなのだが、化粧水と同時に使えているので結果プラスチックフリーというよりは削減されて、OKというところだろうか。
使用感
蓋を開けたとたんにペパーミントの香りが歯磨き粉感を醸し出す。
歯ブラシの先につけて、磨く。
ちなみに歯ブラシはかなや刷子さんの馬毛歯ブラシ。
実際に口に入れて磨いてみると、泡が立たない歯磨き粉という感じ。
ゆすいだあとのすっきり感は歯磨き粉と比べても遜色ない。
精油で1滴で良かったようだ。
これは使える!
これでかなりプラスチックフリーに近づいた感がある。
【脱プラ生活】手帳のプラスチックフリーについて考える
毎年使っている手帳
先日バレットジャーナルについて書かせていただいた。
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が、実は毎年愛用している手帳がある。
高橋のラフィーネスリムをいつも使っている。
これをバレットジャーナル風にして7月から試している。
小さくてポシェットにも入るサイズなので愛用しているのだが、一つ困ったことが起きた。
プラスチックのケース
これにはいつも透明のケースがついており、4色のリフィルできる水性ボールペン、コレットがぴったり収まっており使い勝手が良いのだ。
しかし、このケースはビニルであり、プラスチックだ。
何とかプラスチックを減らしたいと思うと、このケースを外したものを選ばなくてはならない。
しかし、これでもう10年以上使っているため、慣れた物を引き続き使いたいし、バレットジャーナルを本格的に始めるのにノートを1から書くのにも自信がない。
はて、何か良い案はないかと思案中である。
高橋書店さんが、中の手帳のみを売ってくれればそれがベストだと思う。
耐久性の問題で表紙は変えなくてはならないだろうから、このまま売るわけにもいかないんだろうな…。
ビニルカバーのついてないものも見てみたが、表紙がウレタンで、もっとダメだ。
これは結構手強い問題だと思いながら、来年の手帳が売り出されるのを楽しみに待つことにする。
【脱プラ生活】お弁当からプラスチックを減らす
お弁当チャレンジ
プラスチックフリージュライの今月。
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いつもは弁当は子どもに自分でつめさせていたのだが、冷凍食品のトレーやカップを減らすためにも(子どもが3ヶ月の休校開けで疲れているからという理由からも)私が作っている。
今回プラスチックフリージュライなので、「お弁当チャレンジ」と勝手に自分で銘打って、できるだけゴミの削減に努めている。
気をつけていることは
ということ。
弁当紹介①
ごはんには、おかかと大葉を混ぜ込み、醤油で味付け。
おかかは小分けパックをやめ、プラスチック削減。
大葉は庭の物を使っているのでそもそもプラスチックフリー!
おかずのカボチャは昨日、産直のお店で買ったホールのカボチャをレンチンして下ごしらえしたもの。
卵焼きのあとのフライパンで塩こしょうして焼いた。
おかずが少し残ってしまったので、お皿にのせたまま、その上にボウルをかぶせておく。
これはあとでおいしくいただいた。
弁当紹介②
こちらのごはんは酢飯。
庭の大葉とごまでさっぱりと。
ハンバーグは前日の夕食メニューと一緒に弁当用に小さく焼いたもの。
あと2回分冷凍してある。
自然解凍で食べられるので自作のおかずも便利。
ただし、少量のラップを使う。
トウモロコシも前日の付け合わせの残り。
いっぺんにゆでて、タッパーに入れて冷蔵庫で保存してある。
弁当紹介③
この回はまだプラスチックフリーがあまり進んでいなかった。
わかめご飯を作ろうと、前日に買い物に行ってわかめごはんのもとを見た瞬間に、「あ、自分で作れるんだ」と気づき、買わずに帰ってきた。
わかめを塩抜きし、ざくざく刻んで塩少々で混ぜるだけ。
市販の「もと」より味がとんがっていなくて良い。
このときの仕切りはレタス。
できる範囲で無理なくやる
素敵なお弁当を調べてみると、曲げわっぱやステンレスのかっこいいのがたくさん出てくる。
しかし、うちにはまだ劣化してないお弁当箱があるので、これがダメになるまでにはお弁当を卒業してしまうだろう。
だから、プラスチック製だけど、最後までお弁当箱はこのままでいく。
冷凍食品も、全く使わないと、朝に弱い私にはプレッシャーになるので、ほどほどに使っていくつもり。
ただし、できるだけプラスチックトレーなどの少ないものを選びたい。
7月も約1/3過ぎたが、このまま最後までやってみよう。
【脱プラ生活】産直野菜屋さんへ行ってみた
風雨の中行ってみた
家を出て歩き出した途端、とんでもなく強い風雨!
下半身はびっしょりになったが、店にたどり着いた。
さっぱりとした店内だが、やはり野菜はビニル袋に入っている。
残念。
お買い得品は多数
レタスが50円だったり、店頭にある玉ねぎが何キロだろう〜、抱え切れないほど大きな袋に入ったものが200円だったり。
それほど安くはないものもあるが、形の崩れたらしいニンニクが3個入りで50円などの規格外もある。
お支払いは現金のみだが、お店の応援と思って、ここで買うことにした。
買ったもの
見ていただければ分かる通り、かぼちゃ 以外はビニル袋に入っている。
残念。
この点は第3日曜日の軽トラ朝市を楽しみにする。
特に安かったのは、
- レタス50円
- ニンニク50円
- 小ネギ30円
- ニラ 85円
かぼちゃもホールで258円。
食品ロスにしないために
使い切るために、帰ってすぐにネギは小口切りにしてタッパーへ。
かぼちゃは小さく切ってレンチンして冷蔵庫へ。
ちなみに耐熱ボウルにお皿ップ(お皿で蓋をしてラップ代わりにすることをこう言うらしい)でレンジへ。
どちらもすぐに使えようにしておけば、食品ロスにせずにどんどん使うだろう。
お得ではある
これだけ買って、なんと617円!
そして帰りにはあれだけ降っていた雨はやみ、強風に吹かれて、びっしょりだったズボンは風に煽られてほとんど乾いてしまったのである。