【教育は未来への投資】ポストコロナ時代を見据えてー学び続けることのすすめ
考えることを放棄しない
NHKのドキュメンタリー番組、「欲望の時代の哲学2020」を見た。
驚いたことはこの番組に出てくる人の共通の知識基盤として、哲学の言葉がしっかり根付いていると言うことだ。
もちろん、哲学の番組なのだから、当然と言えば当然なのだが、出てくる人は哲学者だけではない。
しかし、当然のようにアダム・スミスやカントの言葉や考え方を引用し、そこから思考を広げていく。
私の回りにそこまでできる人が果たしてどれくらいいるだろうか。
私もそれはできない。
しかし、この番組を見て、自分の思考を深めるためにも、思考を深めるための哲学を学びたいと強く思った。
マルクス・ガブリエルの著作もたくさん出ているようだ。
知らなかったら学べばいい
私たちは相手の言葉に対して、わかったつもりで「そうですね」「なるほど」と簡単に言い過ぎやしないだろうか。
- わからなかったら聞き返す。
- あとから疑問に思ったら調べる。
- 文献に当たる。
- 本を読み直す。
- 今まで手が伸びなかった本にトライする。
そんなことを大人になっても繰り返していくことで自分の知識や社会に対する認識をアップデートし続けることができる。
それなくしては成長しない。
成長を止めるのはつまらない。
人間はいくつになっても成長し続けることができるのだ。