部活動の地域移行への懸念
教員の働き方改革
NHKの番組、「クローズアップ現代」教員の働き方について特集がありました。
番組で、大きく取り上げられることはなかったのですが部活動は大きな問題の一つ。
特に中学校では、部活動が教員の生活を大きく圧迫しています。
文科省から指針が出ても
文科省、スポーツ庁では部活動の地域移行について話し合いがもたれてはいる。
しかし、地域移行にしても、ボランティア頼みでは無理があります。
かと言って、民間委託になれば人件費がかかります。
保護者への負担も増えます。
送り迎え、準備やさまざまな形での保護者会による援助活動。
民間活用なら月謝等の費用など。
まずは大人全体の働き方を変える必要を感じます。
部活動を含め、趣味の活動を副業としてできるくらいの社会。
そういう時間的、経済的ゆとりのある社会でないと難しいのではないでしょうか。
もしくは新たに社会教育課や生涯教育課で、新事業として公的資金で始めるか。
大きな大会は不要
中学生までは大会はなくなる方向になるのではないかと思います。
柔道の小学生の全国大会は開かない方針が決まっています。
勝利至上主義に陥ることなく、子どもたちにはさまざまな活動にトライして欲しい。
そう願います。
たくさんの経験は自分のことを知る良いきっかけとなるでしょう。
その中で本当に打ち込めるものとの出会いもあるのではないでしょうか。
教育研究家からの発信は
#クローズアップ現代 観ました。よく取材してくださっていた。下呂市の下校時間設定もがんばっている工夫のひとつですが、通常業務は残業になっているわけで、課題も(部活時間減らす必要あり)。放課後を学校が面倒みなちゃという過保護な発想こそ、転換すべきときにあることを強調してほしかった。
— 妹尾昌俊(教育研究家) (@senoo8masatoshi) 2022年4月27日
*署名にご協力ください*
— 斉藤ひでみ・現職教師(西村祐二) (@kimamanigo0815) 2022年4月27日
平均残業100時間、教員不足、年5000人の休職者…このままでは日本が本当にダメになります
教師の残業に歯止めをかける為、50年前にできた諸悪の根源「定額働かせ放題」=給特法 の問題に挑みます!
何卒、ご協力をお願い致します!#教師のバトンhttps://t.co/bSBpxf8GqR
「地域移行を休日に絞った最大の目的は「教員の休日確保」にある。休日だけでも部活動から離れられれば、心身の負担軽減が期待できる。」 保護者負担は確実に増える。これまで教職員への搾取で成り立ってきたものを民間に移行するとなれば、指導や大会運営の人件費は莫大になる。 https://t.co/zx67oLxkIW
— 鈴木 大裕 (@daiyusuzuki) 2022年4月27日
やはり部活動は、大きな問題を含んでいると思まれます。
今後の動向を引き続き注視していく必要を感じます。