高校ラグビーで振りかえる教育の楽しみ
フレーベルの言葉から
先日書いた、フレーベルの教育観。
その中で書くことができなかった言葉があります。
それは有名な一説です。
「子どもたちに生きよう」
ん?何か日本語が変でしょうか。
そうです、原典のドイツ語でも変なのです。
これにはいろいろな解釈がされています。
キリスト教的世界観から、子どもの中には神が意図が込めらた全き存在としています。
つまり、子どもが一番神に近い存在であるとしていました。
我々は日々を過ごしているうちに世俗に汚れていっているという考えです。
ですから、子どもたちと一緒に過ごすことでわたしたちが生き直せると考えたのです。
「教員は子どもたちから学ぶものでなくてはならない。」
前にこのようなことを書きました。
それは子どもの中の神性を認めるところからきています。
高校ラグビーを見て
昨日高校ラグビーの観戦をしました。
高校生からラグビーを始める子もおり、成長していくのが感じられます。
試合の中で、子どもたちが考え、動いている熱量を感じることもできます。
試合中も成長中なのです。
教育の醍醐味はやはりここにあります。
- 子どもたちと普段過ごしてきた中で、成長を感じる。
- 一緒に探求してきたことを自分たちで出していく様子を見ることができる。
- 活動している中で、自分たちで考えて工夫している様子を見守る。
これを感じると教育の仕事は本当に楽しく、尊いものだと思います。
さらに自分自身それで教えられることも本当に多いのです。
教員の仕事
教員の仕事は本当に楽しいものです。
こういった楽しみを得て、しかも自分も成長できます。
やりがいを感じている方がほとんどです。
しかしながら、体を壊すほど働いてはその楽しみが苦痛に変わってしまいます。
そうならないように教育行政は早急な環境整備をして欲しいと思います。
本来の楽しい教育を実現して欲しいと考えています。