学ぶきっかけになる漫画
今週のお題「一気読みした漫画」
子どもと一緒に楽しむ
新しい作品で読みたいものがなかなか見つかりません。
そして、新しい作品はまとめ読みすることができません。
そのため、このコーナーでは必然的に過去の作品になります。
過去の作品で、もう一度読みたいと思ったものを思い切って大人買いします。
『スラムダンク』やそれと同じ頃のジャンプの作品は、連載中に読んでいました。
名作も多いのですが、一気読みするには長いものが多いです。
もう一度読みたいけれど、一気に買うには高すぎるのが悩み。
しかも、場所を取ります。
それでも買いたくなってしまうほど好きだった作品はそう多くありません。
その中の一つが『うしおととら』。
陰陽五行説を知る
『うしおととら』では陰陽五行道が出てきます。
そこで何となく陰陽五行説について興味を持つことができます。
もちろんフィクションですから、あのような力や術はありません。
でも、歴史や文学に影響を与えている中国の思想について知るきっかけになります。
遡っていくと中国の神話や中国の古代史にたどり着きます。
そして、物語の中ででてくる地名を知ると、世界史にまで興味が広がります。
地名でたどる
うしおはその物語の中で、旅に出ることになります。
それは主に東北、北海道です。
その地名を地図で見ていくと、どのように旅をしたか、たどれます。
一緒に旅をしていく気分になれて楽しいのです。
そしてその地域の民話についても知ることができます。
民俗学的な興味もわいてきます。
『遠野物語』も読みたくなってきます。
こうして興味の広がっていく作品は子どもと一緒に楽しみたいと思います。
子どもの興味を広げる
無理強いはしませんが、リビングなどにこのようにして買った作品を置いておきます。
すると子どもも興味を持って読んでくれます。
もちろん、スルーされることもありますが、その時はその時で仕方がありません。
良いと思うものは目につくところにおいておくことがおすすめです。
少しでも子どもの興味関心を広げてあげたいと思ったら、きっかけを作ることです。
環境を整えることがわたしたち大人の役割です。