【教育は未来への投資】古い名ドラマを子どもと見る・名探偵ポワロ
興味のあることをとことんやる
うちの子どもは演劇に興味があるようである。
そこで、今回一斉休校にあたり、さまざまな古典となっている名作映画を見てきた。
しかし、少し疲れてきたので、趣向を変えてドラマを見ることにした。
ちなみに子どもの興味は、俳優ではなく演出である。
撮り方や光の入れ方、色彩など、わたしとは違った目線で見ているようだ。
わたしが気がつかないところで、
「ええ〜、これ、どうやって撮っているんだろう。」
などと呟いていたり、
「へえ、これいいなぁ。」
などとため息ついたりしていて反応を見ているのも面白い。
わたしが大学生ごろの名作
アガサ・クリスティー原作の名探偵ポワロシリーズは私のお気に入りのドラマシリーズだった。
私は洋画は字幕派なのだが、TVで放送していた時に、吹き替えだったこともあるし、熊倉一雄と富山敬の名吹き替えを子どもにも聞かせたかったので、あえて吹き替えで見ている。
その他出てくる声優さんも今では大御所ばかりで、とても豪華な顔ぶれだ。
良い演技についても見ることができる。
原作もドラマも
このシリーズに関して言えば、原作もドラマもどちらも面白い。
原作を知っていてもなお楽しめる数少ない名作の一つだ。
アガサ・クリスティーが新しい物好きで、1930年ごろの新しい飛行機、オリエント、エジプト発掘などがでてくる。
なぜイギリス人が、エジプトやオリエント方面へ言っているのか、年表や歴史の教科書などを見たりしての歴史的経緯を知ってから見ると、歴史も物語もどちらも深く楽しめるようになる。
子どもにとって、この第一時世界大戦から第二次世界大戦までの間の歴史も垣間見える良作である。