未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

【生を考える】人生楽しい!苦闘の末のソフトの電池交換

 

人生初のハンダ体験

今回は、スーパーファミコンソフトのバッテリー用電池を交換することにした。

何度やっても途中でデータが消えてしまう名作ファイナルファンタジーⅣをなんとしても復活させたかったからだ。
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 しかし家族に言わせれば、無謀だと言う。

なぜなら基板についている電池を交換する際に、ハンダを溶かして電池を取り、再び新しい電池に変えてハンダでつけるというワザをしなければならないからだ。

何しろ、中学校の技術では木工しかやったことがないため、ハンダゴテなど見るのも触るのも初めて。

つまり修理のスーパー初心者なのである。

それがいきなりゲームソフト分解しーの、ハンダづけしーの、無理なことばかりだそうだ。

しかし、復活させたいゲーム愛から、さまざまなホームページで見た記憶を元にやってみることにした。

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用意するもの

 ちなみに下の3点はそれぞれAmazonで購入。

まずはカセットのネジを外す

ここでまず致命的なミスをした。

外すときには左に回すのに、右に回してしまい、右側のネジの頭を潰してしまったのだ。

さすがスーパー初心者だ。

まさか基板にたどり着く以前に壁に当たるとは予想もしていなかった。

反対側は間違えることなくすんなり開けられた。

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しかし潰してしまった方が開かなくては、修理の続行はできない。

「もうやめたら…」と言いつつ、アイデアを出してくれる家族。

後ろから穴を開けてみたり、ネジのはまっている穴を広げてみたり。

下の写真をご覧いただければ苦闘の跡が見て取れよう。

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しかし、努力むなしく、結局糸ノコで切り開くことに…。

すまぬ、許せよ…と、心の中で合掌しながら、手術する気分。

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しかしこれでやっと基板にたどり着くことができた。

 

古い電池を取り除く

まずはどちら向きに入っていたかを確認した上で、電池を取り外す。

まずは基板の向き。

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電池の向きも。

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内側がプラス。オッケー!

では、ハンダを吸い取りながら、剥がしていく。

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ううん、結構時間がかかるぞ。

あまりの手際の悪さと、危なっかしさにたまりかねた家族が軍手を提供。

途中千切れてしまった足の部分も取り除いてきれいな状態にするのにえらく手間取ってしまった。

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しかしこれできれいになったところに新しい電池を取りつけることができる。

 

電池つけ

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プラスとマイナスの向きを間違えないようにして、穴に足を差し込み、ハンダで固定。

ただ固定するのではなく、きっちり基板についてないと電流が流れないでしょ、と家族からダメ出しを喰らい、さらにしっかりと球ができるくらいつける。

冷えるとすぐ固まるので、くっつきやすくて難しい。

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ついでなので、基板の下の方の端子を磨いておく。

DVD磨きで念入りに磨く。

基板を戻し、ネジを締めて(切り開いた方はテープで補強して)出来上がり。

 

完成!さて画面は?

はらはらと神に祈りながらゲーム機本体の電源を入れる(家族が)。

おおう!

映った!

とりあえずゲームソフト自体の損傷は免れた。

ありがとう!(誰に?)

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心なしか画像がハッキリしている?

今のところデータセーブもバッチリ。

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醜い傷跡をつけてごめんね…でもまたたっぷり遊ばせてもらうからね!

 

あー、人生って楽しい〜!

人生最高!

ちなみにこの苦闘は半日に及んだのであった。