【教育は未来への投資】知ったかぶってみる
私のアウトプット法
私は英語が苦手だ。
大学でも子どものころ少し住んでいたなじみのあるドイツ語を勉強することにして、英語はとらなかった。
しかし、教員をやっていた最後の方では英語が必須になってきていたのと、子どもが英語の学習を始めたのとに影響されて、英語学習を始めた。
私にとって一番良い学習方法は口に出してみることだった。
それも家族に向かってである。
今日、それも今さっき知ったばかりの言葉を使って問いかけたり返事に使ったりする。
「それ、英語では〇〇っていうんだよ。」
と知ったかぶって披露する。
そうすると自然と自分の頭に残ることが多いように感じる。
もちろん忘れることも多いのだが、その時ももう一度調べて
「そうそう、〇〇っていうんだよね。」
と、またもや披露する。
なんてことを繰り返しているうちに語彙は増えた。
今またレベルアップの壁に突き当たって、まだブレイクスルーできていないが、この調子で淡々と続けていきたいと思う。
本で読んだりテレビで見たことも
一度でも「見たことある、聞いたことある」のと「一度も見たことも聞いたこともない」の違いは大きい。
ほんの少しのことなのだが、「見たことがある、聞いたことがある」ものは「それ知ってる!」と言うことができる。
そして、これも家族に自慢する。
そうすることで自分の中で記憶が強化されたり、他の人からの情報をさらに得たりしやすくなる。
相手は家族だから、間違っていても「違うよ~」と訂正してもらえる。
こうして自分の学習につなげていく。
アウトプットは恥ずかしくないところで
誰だって恥ずかしいことはしたくない。
小学生だって同じだ。
英語の授業の妙なテンションについていけない児童も多いのではないだろうか。
一度聞いたことをオウム返しに言うのはまだしも、それに答えるのは至難の業である。
それをあのテンションでやろうなんて、小学校の英語は間違っているように思えてならない。
家で映画を見ながら、なんちゃって英語でビートルズやクイーン、アバやエルトンの楽曲を歌って、楽しむ。
ちなみにうちの子は、中学校の授業で英語を始めた。
はじめはとんでもなく発音がへたくそだったが、なんちゃってビートルズやクイーンをやっているうちに、いつの間にかナチュラルになってきている。
正確になんて無理だから!
そう割り切ってアウトプットする方が案外うまくいくと思う。