未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

【生を考える】「未来少年コナン」戦争の愚かさと科学のあり方に迫った不朽の名作

 

デジタルリマスター版

NHKで、かつての名作、宮崎駿が手掛けた『未来少年コナン」を放映している。

毎週月曜日0時10分(日曜日深夜)から。

www6.nhk.or.jp

なぜこんな時間に…という時間設定には腹が立つのだが、微かなNHKの良心でなんとか放映されているのかもしれない、思うともっとがんばれ、と応援したくなる。

見逃した方には、第一話のみだが、YouTubeで見られる。

第一話はYouTube日本アニメーションの公式である日本アニメーション・シアターで半分だけ公開されている。

内緒だが、YouTubeで「未来少年コナン」で検索すると第一話から出てくる。

 

話の舞台

第3次世界大戦を彷彿とさせる戦争があり、それによる地殻変動などでめちゃくちゃになってしまった後の地球が舞台。

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コナンはおじいとたった2人で小さな島に住んでおり、ほかに生き残った人類がいるかもわからないところから話は始まる。

 

第一話のモンスリーの言葉

のこされ島にやってきたモンスリーたちの持っている銃を見て、おじいがまだそんなことをやっているのかと、モンスリーたちを責める。

それに対して放たれた言葉は私たち大人にとって大きな意味を持つ。

「子どもが生き残るためにどんなに苦しい思いをしたか!あんたに分かる⁉︎」

正確ではないが、このようなセリフだったと思う。

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見ていた当時子どもだった私には、ここの記憶はなかった。

今改めて見るとグサリとくる。

めちゃくちゃになってしまった地球を子どもたちに残してしまうのではないか。

なんとか地球環境も社会もよりよい状態にしていかなくてはならない。