【映画レビュー】「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」シャイな高校生に胸キュン?
唯一共感できるマーベルヒーロー
マーベルシネマティックユニバース(MCU)の中では私が唯一共感できるのがスパイダーマン。
他のキャラがみんなあくが強いのだが、見た目はクモのえぐいスーツなのだが、人柄は実に普通の高校生なのである。
どちらかというとコメディチックなところもあるストーリー立てになっている。
いすの男
ネッドくんはスパイダーマン(=ピーター・パーカー)の親友で正体を知る人物である。
ピーターがスパイダーマンになるときにみんなの気をそらすのが彼の役目だ。
そしてそれを楽しみ、自分がヒーローになろうとはせず、それを陰で支える「いすの男」であることに喜びを感じるという実に実にゆかいな子だ。
ネッドくんとピーターはいつも一緒にいて、二人で普通の学校生活を楽しんでいるのがほほえましい。
シャイな高校生
親愛なる隣人・スパイダーマンは、シャイな高校生である。
「アメリカの高校生でもこんなにシャイな子もいるのか」と見た目とあたふたぶりのギャップ萌え。
あまりのかわいらしさに同じ年くらいの子を持つ私も久しぶりに「萌え~」となった。
好きな子の前であたふた。
スパイダーマンとして紹介されるステージであたふた。
その度にかわいい~と思えてしまうのは年をとったせいだろうか。
親愛なる隣人として
親愛なる隣人・スパイダーマンは人を殺さない。
近所の困りごとを解決するのが主な役目である。
犯罪者もつかまえて彼の開発したウェブでぐるぐる巻きにして警察に後は任せるのが彼のスタイル。
しかし、「アベンジャーズ エンドゲーム」でヒーローを失い、地球上の極悪人と闘うマーベルヒーローはあまり残されていない、ということになっている。
死んだのは冒頭に出てくるアイアンマン、キャプテンアメリカ、ブラックウィドウ。
個人的にはまだ年上の方々がいっぱいいるではないかと思うのだが…。
ヒーローものといえども私はあまり人殺しの出てくる話は好きではない。
子どもと安心してみられる唯一のマーベル作品だったのだが、今後はどうなるか心配。