未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

【教育は未来への投資】中学生にもドリル。丁寧すぎる指導に懸念

 

中学生にドリルは必要か

中学生になってから、ドリルをやったことがあるだろうか。

私は記憶にない。

しかし、子どもたちの持っている教材を見ると、ドリルやワークの多さに驚く。

イライラしてちぎったノートとかじったあとのある鉛筆

ドリルやワークを解いていけば自然にテスト勉強ができる仕組みになっている。

勉強の仕方がわからない子にはいいのかもしれない。

しかし、中学生になったら自分なりに教科書を見て学習して欲しいものである。

 

中学生の宿題

宿題も多い。

部活は毎日あったから、帰ってくるのは18時すぎ。

帰ってきて、ご飯を食べて、一休みすればもうお風呂。

朝練も毎日。

これで、授業の予習・復習もして、宿題もこなして、なんて無理である。

だっこされて眠くなっているネコ

疲れてお風呂の後はちょっとゆっくりしたら、疲れて眠ってしまう。

宿題は当然のごとく、提出日直前にあわててやっつけることになる。

 

学習の仕方は身についているか

こういう生活を送ってきて、突然受験生になると部活がなくなり、受験勉強をすることになる。

学習の仕方が身についていないのが見ていて感じられるのだ。

苦手な問題を繰り返し解く、暗記は一気にやらずにこまめにやる、ノートにわかりやすくまとめる、など、やり方は様々あるだろうが、自分なりのやり方がないのである。

闇雲にドリルやワークを解くくらいか。

ドリルやワークは便利だが、普段使いができていないため、溜め込みすぎて、試験前の提出日直前に答えを丸写ししていたようである。

ドリルやワークは繰り返し使わなければ意味がない。

クエスチョンマークを指さす男性の手

できなかったところがどこなのか自分で確かめ、さらに自力で解いてみる、というやり方をしないと、「合ってた」「間違ってた」だけで終わってしまう。

中学生以上になったら身につく学習を、自力でできるようになって欲しい。

そのために学習時間を普段から確保して欲しいと思う。