教育者の心構え
ラグビーの監督への言葉から
ラグビーマガジンを購読しています。
巻頭には、スポーツライターの藤島大さんのエッセイが載っています。
それを読んで深く同意したので、シェアしたいと思います。
今回藤島さんはラグビー指導者について、語っていました。
それは全ての教育に関わるものに共通する重要なことだと思います。
良いところをほめること
藤島さんは良いところをほめる、それにつきるという内容のことを書かれていました。
全く同感です。
それが難しいのですが、しかし重要なことです。
つい、指導者も熱が入ると大きな声を出しがちになります。
しかし、それでは子どもたちは萎縮するばかりです。
その大声にもだんだん慣れてきます。
するともっと大声を出さなくてはきかなくなってしまうという悪循環にも陥ります。
それではどうするか、そこが肝心です。
きちんと指導をするのです。
その指導の仕方は、実際にラグビーマガジンで読んで確かめてみてください。
納得の方法です。
子どもたちに納得させること
教育界では「怒る」と「叱る」の違いをはっきりさせるように指導されます。
子どもたちには「怒る」のではなく「叱る」のです。
「怒る」は指導者が感情的になることを意味します。
しかし、「叱る」は教え諭す意味があります。
そこには大声を出したり、きつい言葉は必要ないことがわかります。
小さな子どもにもわかるように、話すこと。
真剣さが伝わるように話すこと。
これが叱ることです。
キレる大人が増えているというが
最近、キレる大人が増えている、ということを耳にします。
立場の弱いものに対して感情的に「怒る」。
これが増えているということでしょう。
きちんと要望を伝える、不満を正確に伝えるのが苦手になっているのかもしれません。
大人としてきちんと「叱る」ことができる人間になりたいと思います。