再エネは本当に高いのか
今週のお題「100万円あったら」
初期費用が高い
一時期ブームのようになった太陽光パネル。
比較的新しい家の屋根にはパネルがついていることが多くなっています。
しかし、最近それも減っているのだということを聞きました。
固定買い取り価格(FIT)が終了し、売電が安くなってしまいました。
そのため、初期費用の回収が難しいことが原因のようです。
うちは太陽光パネルの再利用が難しく、耐用年数が短いことから設置していません。
しかし、再エネ100%の電力を使用しています。
できれば再エネを自宅でも作りたいとは思っているのですが、ネックは初期費用です。
なぜ普及しないのか
日本ではなぜか再エネが高いという思い込みがあるようです。
実際はそんなことはありません。
このところの技術の進歩により、アメリカでは再エネの方が安くなっています。
送電は国がきちんと整備すべきだと考えています。
売電は自由化したとはいえ、大手が多くの電力をまかなっているのが現状のようです。
売る電力を増やすもへらすも大手次第ということが続けば、独占状態になります。
すると結果として、電力の小売業は大手に圧迫されることになります。
自由化は名ばかりになってしまいます。
それではわたしたち消費者の選択肢を減らすことになります。
電力不足を名目に、原発の再稼働が決まりました。
美浜原発です。
40年という縛りを超えての稼働は危険だとは思わないのでしょうか。
原子力規制委員会は、規制せずに推進しているように見えます。
再エネを高くしているものは
こう考えると、初期費用100万円以上が安く見えます。
100万円では原子力発電所に何かあったときのことを考えれば安いものだと思います。
個人では太陽光パネルの設置はまだまだ高額です。
しかし、国や地方自治体が本気になって再エネ化を進めるのであれば、どうでしょう。
逆に屋根を借りるような費用を出すことなどを考える自治体などはないのでしょうか。
再エネを高くしているものは、国のエネルギー政策と大手電力会社に思えます。