システムチェンジ〜コンビニの食品ロスから
コンビニの食品廃棄
オリンピックでも話題になった食品ロス。
それが身近なコンビニで大量にでていることも今では知られるようになってきました。
今回お伝えしたいのは、井出瑠美さんの記事からわかったことです。
記事にはコンビニのオーナーと本部との取り分の計算について書かれていました。
そこから見えたのが、廃棄に向かいやすいシステムです。
詳しくは以下のリンクから井出留美さんの記事を読むことをおすすめします。
見切り品から買う
うちの近くにあるコンビニはセブンイレブンです。
コンビニ業界でも、環境問題には積極的に取り組んでいるとは言いがたい企業です。
それでも、エシカル消費と銘打って、シールがはられるようになりました。
期限の近づいたものは、商品の金額の5%をナナコポイントにしてくれます。
何を買うか決めずにいったときには、そこから買うことにほぼ決めています。
環境にも消費者にも優しく、オーナーにも良いのではないでしょうか。
スーパーで今はほとんど買い物をしなくなりました。
それでも買うときにはまずは見切り品から買うことにしています。
見切り品といえども、すぐに食べるなら全く問題はありません。
しかもお値段も安くなっています。
見切り品には袋やラップがかけられていることが多いのが難点です。
食品を買うときに
スーパーを見ると、品切れになっている棚はほとんど見当たりません。
品切れを出すと、次からお店から扱わないと言われてしまう恐れがあるようです。
売り切れごめんはダメということです。
空いたスペースがあることをスーパーなどは嫌うようです。
売り切れはめでたい
せっかく作ったものを、売り切れるなどめでたいではないか、と私は思います。
個人商店では売り切れ仕舞いで、午前中に終わってしまうようなところもあります。
欲しければ、次からは早めに買うなり、違うもので当座は済ませるなりできるはず。
廃棄するほど作らせるシステムは間違っているように思います。
しかし、そのようなシステムを個人で変えるのは難しいでしょう。
システムチェンジは外から?
中からシステムを変えていくのはとても難しいことです。
痛みを伴うし、労力もかかります。
変化を好まない力が大きく働きます。
しかし、今がシステムを変える岐路にあると思います。
この気候危機やコロナ危機によって社会を変えるチャンスだと捉えたいのです。
もちろんすべての人が賛成する政策などはないでしょう。
それでも、少しでも未来の子どもたちに恥ずかしくない社会に変えていく。
そんなチャンスがやってきていると思います。