【気候危機】全体で捉えることーグリーンニューディールとSDGs
誰1人取りこぼさない
「誰1人取りこぼさないこと」をグリーンニューディールでは標榜している。
今既得権益を得ている人も、今貧困にあえいでいる人も、今気候危機による災害に悩まされている人も、すべてを包括的に考えて社会を変えていくのがグリーンニューディール。
少しずつ変わることがもう許されないような時代に入ってきている。
今石炭石油業界で働いている人は仕事が急になくなる、そんな心配をしなくて良い。
そこまで考えた変革プログラムである。
何が不安なのか
今、日本で環境問題について議論をしようとすると、必ずと言って良いほど、「やっても無駄」「あやしい」などと言った反対意見に出会う。
しかし、それはどうも日本だけではないようで、そのような反対についてナオミ・クラインの本には記されている。
反対する意見の持ち主は実は、温暖化について懐疑的なのではなく、今の資本主義経済の中で富を得ている人たちであり、そのシステムを壊されることをおそれているのだという。
だから、その人に対して言っていることを一つ一つ論破しても意味がないのだ。
それよりも、グリーンニューディールの方がもっと良いですよ、と言うインセンティブを社会に与えていくことの方が重要になってきている。
SDGsも
SDGsも包括的な目標であるという意味で、同じ方向を向いていると思う。
わたしは子どもがいないので後半はわかりませんが、「SDGs」について名前も聞いたことがないの割合にしびれました…#SDGs
— kawasan (@kawasan_y) 2020年12月1日
園児の保護者に「SDGs」への意識についてアンケートを実施 https://t.co/ilrDsaKhAl @PRTIMES_JPより
SDGsのスコープに途上国だけでなく、先進国も入っているのはそのためです。
— Michiko Tadamatsu / 只松 美智子 (@MichikoTadamatu) 2020年12月20日
もう1つは、17の目標全ても互いに影響を及ぼし合っているということ。なので、例えば環境の分野だけ頑張り、貧困やジェンダー平等など格差の是正を怠れば、環境の分野においても成果は限定的になります。
こういう残念なこともあるので、自分では頑張っているつもりでも、まだまだ啓発は必要!
まずは自分がやっていることを発信することから!
と言う思いで今回書いてみた。
SDGsについては以下の本が年末年始に待っている。