【教育は未来への投資】歴史になった私とデジタルを便利に使いこなす次世代
子どもの受験勉強
子どもが受験勉強で日本史をやっている。
そこで出てくる事件はもうすでに私が生まれている、場合によったらリアルタイムで知っていることが入ってきている。
すでに日本史の一部を私は生きているのだ。
スクリーンニューディール
『ショック・ドクトリン』で有名なナオミ・クラインの出ていた番組、BS1でのスペシャル番組で彼女はスクリーンニューディールではなく、グリーンニューディールさらにその先を考えてスクリーンだけではなく、それを上回る体験を保障するべきだとしていた。
さすがの慧眼である。
日本ではGIGAスクール構想を前倒しするという。
なかなか予算が末端まで回ってこないため、まだまだ進んでいないようだが、これにも警戒する必要がある。
これに対して、今日見たYouTubeの動画は驚きだった。
新しい時代は来ている
教科書をパソコンに打ち込み、データを入れるとともにそれを予習とする。
さらに、学校にはiPadproを持っていく。
そして、アップルペンシルで、すでに打ち込んでおいたデータに、先生の言ったことや自分の考えを手書きで書き込んでいく。
iPadproでは、打ち込んだデータの間に書きたいことを書くスペースを空けたり、書いたことを移動したり消したりすることが簡単にできる。
そして、ここが肝だと思うのだが、そこで終わりにせず、最後にアナログのノートに重要事項や書いてあるデータの場所をメモして試験に備える。
つまり復習である。
学校へ持ち運ぶのはiPadproとペンシルだけ。
How I Take Notes | My Note taking Process Before, During & After Lectures!
英語なのだが、わかりやすい動画がついているので見ているだけでも様子はわかるだろう。
なるほど、これだけやれば実際に学習している時間もかかっているよなあ、と思う。
こういう使い方なら、なるほど便利なものだと思う。
ランドセルが重くて暑くて大変なのに、なかなかランドセルをやめられない我が国で、このようなフレキシブルな活用法をすることができるかは疑問だ。
しかし、そこはGIGAスクール構想で、データをとるばかりでなく子どもがどうしたらうまくデータを活用できるようになるか考えられていて欲しいものである。