未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

【QoL】中からの改革の難しさ

新年度スタートして心新たになりました

さらに良いものを目指して皆が

励んでいるところかなと思います

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しかしここで壁にぶつかることがあります

それは新しいことを始めよう、変えようとする

つまり改革に対する反対です

何事にも改革というものは必要なはずですが

なかなか進まないことも多いです

先日書いた選挙制度もそうですが

学校現場やその他企業風土なども

改革というと反対勢力が必ずあって

なかなか難しいようです

森喜朗による東京オリンピックの委員会での

「わきまえている」という発言から

いまだに何かを発言すると空気を読まない

忖度できないと疎まれることがわかります

【徹底解説】森喜朗氏の「わきまえている女性」発言、問題点はここだ。 | ハフポスト NEWS

これは女性だけではなく

男性にも同じことが言えます

同じくラグビー界からの発信でよくわかります

今は亡き有名なラガーマン平尾誠二さんですが

彼も組織の中で変えるべきところを変えようと

奮闘していたことがこの本からわかります

しかし一方的に変えます!というと猛反発を

上の方から喰らうと言っています

そういう人たちはきっと長いものには巻かれ

それでよしとしてきたのでしょう

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またそうでなければ結局部署から外される

このダブルバインドで苦労しています

外からの改革も中のことを知らないために

うまくいかないこともありますが

自発的に中から変えるには

本当に変えたいという強い意思と仲間が

いなくてはできないことなのでしょう

 

その一つの手段として

組合があるのではないかと思います

組合というと何か悪いものという意識を

私たちは持たされてきました

しかしよく考えてみれば労働者や

組織をより良いものに変えていくためには

一人では難しいことです

必ず集団での交渉などが必要になるでしょう

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そのための仲間づくりが必要になると思います

昔はそれが組合だったのですがそれを

長いものに巻かれた方が良い人たちが

潰してしまったということだと思います

そして組合への不信感を私たちに

植えつけてきたのではないかと思います

ならば再組織化するしかないありません

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今学校でも特に中学校以上では部活動の

顧問の問題等で顧問拒否ができずに困っている

Tweetが散見されます

一人で拒否するのは本当に

勇気がいるし難しいと思います

こういう時にやはり組織の力が必要になります

政治とは関係なく自分たちの労働環境を

守るための組織が必要です