未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

【レビュー】『はだしのゲン』

「はだしのゲン」の何が問題視されたのか 広島市教委の平和学習教材から外された理由:東京新聞 TOKYO Web

広島の平和教育の副教材の本から

はだしのゲン』が削除され

話題になりました

それ以前にも学校図書館から排除しようとした

事件もあり、よほど『はだしのゲン』を

疎ましく思う人たちがいるのでしょう

「はだしのゲン」東京など13自治体に撤去要請 | ハフポスト NEWS

はだしのゲン削除を評価 市民団体が市教委へ文書 | 中国新聞デジタル

それだけはっきりと表現されているものは

なんなのか読んでみることでわかると思います

広島に限らず、戦争中の大変だったことは

よく言われるところですがそれ以上に

戦後が大変だったことがよくわかります

また戦後といえども決して完全に

戦争と決別したわけではないことが

読み取れます

 

特に広島では原爆による被害を受けた

子どもたちが差別されることが戦後すぐにあり

自分たちも戦争の過酷な中を生きてきたのに

なぜそんなにすぐに差別するのだろうと

悲しくも衝撃を受けました

その様子は『はだしのゲン』だけではなく

戦後間も無く作られた映画『ひろしま』でも

表現されています

忘れられた被爆者たちの原爆映画「ひろしま」|広島の戦跡 薄れる戦争の記憶 NHK

 

副教材としてでも少しでも触れたことがあれば

図書館などで見たときなどに

手に取ってみようというきっかけになります

戦争に反対する真っ当な内容の漫画が

なぜここまで反対をされ続けるのか

その謎をぜひ一読して解いてみては

いかがでしょうか