未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

スローテンポな社会といえば

昨日の記事ではトラックドライバー不足の

ニュースについて考えていました

そのうちもっとスローテンポな

社会になって欲しいと思うようになりました

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スローといえば

新型コロナが始まった2020年の春

外出規制が始まりネットなどで

紙がなくなると噂され

トイレットペーパーはじめ

キッチンペーパーまで店頭から

無くなったことを思い出しました

オイルショックの時のことが

頭に浮かんだのかもしれませんが

日本人よ、もう少し落ち着け…

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もっとゆっくりやっても大丈夫なものが

身の回りにはたくさんありそうな気がします

子どもたちの学校から帰る時間は

年々遅くなっています

授業時数が増えているからです

しかしそれ以上に学童保育へ行く子どもが

激増しました

私が勤め始めた頃にもいましたが

今ではほとんどの子どもが学童保育です

もう少し就業時刻を早められないでしょうか

子どもにとって長時間外で過ごすのは

ストレスにもなります

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もちろん学童が好きな子もいますが

学校の授業時数が多く

教員も授業準備の時間が取れないほど

長く子どもたちがいます

勤務時間以前に子どもたちは登校し

勤務時間終了間際に最後の時間が終わる

それが日常になってしまっています

学校は託児所ではないので

授業が終われば学童保育へお世話になりますが

それも長時間では子どもたちも疲れます

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もちろん親が一番疲れています

そんな状態で良い子育てができるのか疑問です

学童保育や保育園の

待機児童解消は良いのですが

それで果たしてどれが幸せになるのでしょうか

みんなが幸せならそれは良いことだと思います

気持ちよく自分の仕事をして

家庭に帰り家族と団欒する

そんな生活なら本当に素敵だと思います

でもさっさと子どもを預けて

必死で仕事をして慌てて帰り

これまた必死でご飯を作り子どもの世話をし…

の繰り返しだとしたら誰が幸せでしょうか

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少子化の時代です

ものは少なくて済みます

ものは少し作れば十分足ります

今までのようにたくさん買ってたくさん捨てる

そんなライフスタイルはやめている人も

増えているはずです

だったらもっと社会がスローになっても

困らないのではないか

そんなことを新型コロナの外出規制の時に

考えたことを思い出しました