子どもは誰にも似ない
その性格、誰に似たんだろうねえ
先日、うちの子が地元の後輩が高校の新入生になったと聞きました。
すると、お菓子(本当にその辺で売っているお菓子)を持ってあいさつに。
この面倒見の良さは一体誰に似たのだろう
などと家族で話題になりました。
こういうシーンってよくありますよね。
こういうところそっくりだ、とか。
同じように育てたのに、上と下とでは全く違う、とか。
でも、基本的に体質などの遺伝以外は誰にも似ない。
これが本当のところではないでしょうか。
孟母三遷
孟母三遷(もうぼさんせん)という言葉をご存じでしょうか。
孟子の母親は猛烈な教育ママでした。
住んでいたところが教育に良くないと思うと引っ越すほど。
3回引っ越したことから上の言葉ができたそうです。
それほど子どもの教育には、環境が大切。
そういうことです。
環境を整えるのが教育の最重要使命
つまり、親の言うことよりも、育った環境。
その環境の中には親の行動も含まれます。
家庭環境、などと学校現場では言います。
教育環境を整えてあげることが重要です。
やりたい、やってみたいと思ったときにそこにそのチャンスがあること。
それが大切です。
そのためには子どものことをよく見る。
学びのきっかけとなりそうなものを家の中にちりばめる。
それが重要だと思います。
家庭にそれまで全然興味を持たなかった子でも、
何らかのきっかけで手に取りたくなる可能性があるから。
それを逃さず生かせるようにするのがわたしたち大人の仕事です。