未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

子どもは誰にも似ない

その性格、誰に似たんだろうねえ

先日、うちの子が地元の後輩が高校の新入生になったと聞きました。

すると、お菓子(本当にその辺で売っているお菓子)を持ってあいさつに。

この面倒見の良さは一体誰に似たのだろう

などと家族で話題になりました。

こういうシーンってよくありますよね。

こういうところそっくりだ、とか。

同じように育てたのに、上と下とでは全く違う、とか。

f:id:saho-tamura:20220410093047j:plain

でも、基本的に体質などの遺伝以外は誰にも似ない。

これが本当のところではないでしょうか。

孟母三遷

孟母三遷(もうぼさんせん)という言葉をご存じでしょうか。

孟子の母親は猛烈な教育ママでした。

住んでいたところが教育に良くないと思うと引っ越すほど。

f:id:saho-tamura:20220410093220j:plain

3回引っ越したことから上の言葉ができたそうです。

それほど子どもの教育には、環境が大切。

そういうことです。

環境を整えるのが教育の最重要使命

つまり、親の言うことよりも、育った環境。

その環境の中には親の行動も含まれます。

家庭環境、などと学校現場では言います。

教育環境を整えてあげることが重要です。

f:id:saho-tamura:20220410093416j:plain

やりたい、やってみたいと思ったときにそこにそのチャンスがあること。

それが大切です。

そのためには子どものことをよく見る。

学びのきっかけとなりそうなものを家の中にちりばめる。

f:id:saho-tamura:20220410093730j:plain

それが重要だと思います。

家庭にそれまで全然興味を持たなかった子でも、

何らかのきっかけで手に取りたくなる可能性があるから。

それを逃さず生かせるようにするのがわたしたち大人の仕事です。