未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

地球には国境線はない

今週のお題「雨の日の過ごし方」

早くも梅雨

関東地方以北ではまだですが、東海以南では梅雨入りしました。

いつもよりずっと早い梅雨入りです。

tenki.jp

これは、インド洋の気候の変化が影響しているようです。

インド洋。

遙か遠くの海です。

www.surf-life.blue

以下は上の記事からの抜粋です。(太字と赤字はわたしによるものです)

今年の梅雨入りが早くなった原因として、インド洋付近の海面水温が平年より高く、偏西風を北側に押し上げています。その影響で偏西風が蛇行して流れ、太平洋高気圧が例年より強く張り出し、梅雨前線を本州付近に押し上げる格好となりました。

日本では夏に見られる太平洋高気圧が早くもはりだしてきているとのことです。

www.sankeibiz.jp

遠くのインド洋。

そこでの変化が、梅雨前線にも影響しているのです。

地球はつながっているのだなあと実感します。

実はもっと身近に

国境線を感じることが少ない日本。

島国ならではのことかもしれません。

それでも、国境は地球には関係ないことを感じることはいくつもあります。

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黄砂がとんでくること。

魚がとれにくくなっていること。

台風が増えて、大きくなる傾向があること。

冬の寒波で突然大雪が降ったり、暖かい日が続いたりすること。

ちょっと考えただけでも、これだけのことは地球規模での変化によるものです。

国境がないからこそ

当たり前のことですが、世界地図にひかれた国境の線は、地球には存在しません。

帝国主義下での国々が陣取り合戦を繰り広げた結果できたものでしょう。

かつては誰のものでもない土地もあったはずです。

今では必ず誰かの(国や自治体も含め)ものとなっていることが不思議でなりません。

でも、資源や環境問題は特に、国境をまたぐ問題が多くなっています。

どこかの海で、どこかの国で、起こっているそのできごとが、こちらへも波及します。

ここでやっていることが、ほかの国へと影響を与えていきます。

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だからこそ、国の政策をしっかり監視することが重要です。

倫理的に正しい道を選ばなければ、地球に住むもの皆が苦境に立つことになります。

そういうことにそろそろ気がついて、一歩踏み出す時がきています。