未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

小雪・11月22日

あれっ、忙しくしているうちに、過ぎてしまったが、11月22日は小雪

字の如く、寒い日が続くようになった。

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これからは冬もだんだんと厳しくなる。

実際は晩秋なのだが、もう真冬のような寒さが続く。

初冬の暖かい日を「小春」という。

もっと冬が厳しくなってきてからは「冬暖(ふゆあたたか)」「冬ぬくし」という。*1

この頃には、季節の食べ物が変わり、「大根」「蜜柑」などが季語に登場し始める。

流れ行く大根の葉の早さかな

 高浜 虚子*2

季節が厳しくなると救急車のサイレンが身に刺さるように響く。

これからも体調に気をつけて、くれぐれもご自愛ください。

 

次の二十四節気は12月7日の大雪。

そして12月22日冬至と続く。

 

*1:参考 大野林火監修 俳句文学館編 『ハンディ版入門歳時記』角川書店 p381~382

*2:大野林火監修 俳句文学館編 『ハンディ版入門歳時記』角川書店 p376

Climate Reality Project 「24時間リアリティ」行動デー 報告2

前回はプレゼンが始まる前のリポート。

今回は櫛渕氏(全国ご当地エネルギー協会事務局長)の映像プレゼンと、亀山氏(国立研究開発法人国立環境研究所社会環境システム研究センター副センター長)の気候危機に対する世界の流れとアメリカのパリ協定離脱についての報告をまとめていきたい。

 

今回の趣旨と議員のコメント

今回は12月2日~のCOP25前に政府の動きを加速させることを目的に開かれた集会。

参議院議員ながえ議員からは

「愛媛でも昨年の豪雨災害があり、地域でもこれを危機として捉えている。国が危機として捉えても、政策を打ち出せないということ(が問題)だろう。」

同じく嘉田議員より、

「滋賀の琵琶湖は冬の寒さで循環しているのだが、循環できず湖底が低酸素化に陥っている。自治体が動かなければ国が動かない。」

といったコメントがあった。

 

映像プレゼン【アル・ゴアの資料の概観】

主な内容は以下の記事に重なるところが多かった。

 

saho-tamura.hatenablog.com

私たちは変わらなければならないのか。

私たちは変えることはできるのか。

私たちは変えようとしているのか。

この三つの問いから考えていく。

 

過去最も暑かったのが2000年以降に集中している。

海水温も同様である。

このことが台風やハリケーンの巨大化を加速させている。

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温暖化の主な原因は石炭火力発電である。

日本の石炭火力への融資は中国に次ぐ2位。  

2070年海水面上昇による水没危険都市10位の中に東京が入っている。(第7位)

被害予想額1兆円は日本の1年の国家予算に当たる。

グリーンランドの氷解と東京はつながっている。

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アメリカ国防総省は、気候変動が食料や水の不足、流行性の病気、難民や資源の問題として捉えている。食糧難は難民を生み、食糧の高騰を招き、紛争につながる可能性がある。

つまり安全保障の問題だということだ。

以上のことを計算したとき、炭素を出せば出すほど被害額が上がり、コストとして高くつくということが分かる。

風力、太陽光エネルギーはコストがどんどん下がっている。

雇用の創出、リチウムイオン電池の開発と変化はどんどん進んでいる。

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蓄電池の開発も進んでいる

石炭火力から各国は撤退している。

それに対して日本は増やしている。

評価できる政策を提言してほしい。

 

気候危機に対する世界の流れ

上のプレゼンでも見た通り、気候変動の影響による食糧不足、貧困、紛争は難民の発生につながる。

アフリカ・ヨーロッパでは

2017年以降アフリカのチャド湖周辺地域で気候変動による被害は特に深刻である。

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国際連合安全保障理事会で気候変動に取り上げられるようになったのは2007年。

イギリス始め、ヨーロッパが議長国になるたびに取り上げられるようになった。

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なぜなら地中海を隔てているだけで、アフリカとヨーロッパとは近い位置関係にあり、難民の流入が続いているからである。

オセアニアでは

島が沈むことによって排他的経済が縮小し、水域海洋資源の争いは増えることが予想される。

島が沈んで難民となった人たちがオーストラリアやニュージーランド流入している。

2014年水没危機に瀕しているキリバツがフィジーに20㎢の土地を購入している。

また、ツバルも水没危機に瀕しており、たびたび被害が出ている。

アメリカは

トランプが大統領になり、パリ協定を離脱するといっているが、まだ意思表明の段階に過ぎない。(2015年12月採択、2016年11月発効、3年間は離脱通告できない、通告後1年しないと離脱できないというルールがある。)

それを待っている間に、ハリーケーンの被害やカリフォルニアの火災の拡大を受けて、アメリカの国民の意識が変わっていっている。

離脱が発動されるのはちょうど次の大統領選の翌日(来年11月)である。

そのため、今、繰り広げられているキャンペーンでは気候問題は大統領選の大きな争点となっている。

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また、アメリカでは州の自治権が強いためトランプが何と言っても、州ごとに動くことができる。

50州中、24知事+プエルトリコは気候変動対策に賛同している。

このような大きな流れの中で、トランプも気候変動に対して強硬に反対を続けることは難しくなってきている

 大阪でのG20での声明においても、アメリカのパリ協定離脱に関して、「パリ協定は離脱するが、国際的には協力する」といったものになっている。

さらに、2019年4月には再生可能エネルギーの発電量が石炭火力を上回るということも起きている。

 

ここまでのまとめ

気候危機は、省エネと言ったレベルの話ではなくなり、国を脅かす危機=安全保障問題になっている。

日本でも「堤防を高く」「電線の地中化」といった適応策以上に、これ以上温暖化を進行させない政策的緩和策が重要となる。

 

では緩和策とはどんなものが考えられるのか?

次回は日本版グリーンニューディール等提言について報告する予定。

お楽しみに!

Climate Reality Project 「24時間リアリティ」行動デー 報告1

 

議員会館まで

11月21日。

慣れない東京で、衆議院第1議員会館へ向かう。

丸の内線、国会議事堂前下車すぐ。

12時40分から受付開始のところ、12時5分ごろ到着。

暇なので、外をぶらぶらしてみた。

場所は国会議事堂のすぐ裏手

通用門から人が入っていくのが見えた。

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外で、撮影してから画像のチェックをしていたら、

「オブジェに寄りかからないでください」と注意を受ける。

ダメなの?

 

議員会館の中へ

荷物と体を金属探知機に通し会館の中へ。

飲み物(マイボトル)リュックから出して別口でチェック。厳しい。

受付で出す議員への面会申込用紙の記入台があり、第1議員会館と第2議員会館で会える議員が決まっており、それぞれの事務所があるのが、この会館だと初めて知る。

 ははあ、あの陳情とかいうやつはここでするんだな、と思いながらロビーで待つ。

 

受付開始してるの?

12時40分ごろ。

ロビーで待ったのだが、声がかからない。

しかし、良く見ていると、入口付近で通行証を受け取って、中に入っていく人が何人かいた。

もしかしてと思い、配っている人の方へ行くと、会議の案内を持っており、その人からすぐに通行証を受け取る。

うーん、警備が厳重なのか、そうで無いのか…。

不特定多数の人が出入りするところであることは、良くわかった。

 

議場へ

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国際会議室は、1階の一番奥の部屋。

登壇者はいたが、参加者はざっとみて30人くらい。

少ない。

この人の少なさが、関心の低さの表われのようだ。

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とりあえず、資料に目を通す。

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参加議員は参議院議員寺田静氏、ながえ孝子氏、嘉田由紀子氏。

それぞれ、途中退席。

参議院議員は本会議があったため、遅れてきた議員が数名。

省庁からは環境省、外務省、経産省

 

なぜ環境省以外の省庁が?

外務省や経産省は関係ないのでは、と思われる方もいるだろう。

しかし、気候危機はすでに諸外国ではすでにグローバルな安全保障の問題としてとらえられ、議論されている。

日本ではそこが弱いのである。

 

なぜ気候危機が安全保障の問題なのかについては次回、映像プレゼンを行った櫛渕氏らの言葉から読み解いていく。

 

引き続きお付き合いいただければと思っている。

 

衆議院第1議員会館にてClimate Reality Project「24時間リアリティ」集会

21日のアル・ゴアの climate reality*1の24Hours Realityに合わせ、議員、行政にもよびかけて行われる。

目的 COP25直前のタイミングで日本政府に気候危機対策への行動強化を促すこと

場所 衆議院第一議員会館

登壇者

  • 亀山康子氏 (国立研究開発法人国立環境研究所社会環境システム研究副センター長)ー世界の気候危機と米国のパリ協定離脱の本質
  • 明日香壽川氏 (東北大学教授・認定NPO法人環境エネルギー政策研究所理事)ーエネルギー戦略転換と日本版グリーン・ニューディールの提案
  • 平田仁子氏 (NPO法人気候ネットワーク 国際ディレクター)ーCOP25と日本の気候変動対策の遅れについて
  • 西山裕也氏 (GR japan株式会社 公共政策アドバイザリーマネージャー)ー脱炭素社会にむけたイノベーションと規制改革について
  • 原正樹氏 (湘南電力株式会社代表取締役 / 台風被災地 小田原市SDGs未来都市)よりー再生可能エネルギーで災害に強い自立した地域をつくる
  • (省庁より) 環境省、外務省、経産省

*総合司会 櫛渕万里(一般社団法人全国ご当地エネルギー協会事務局長)

communitypower.jp

より

今日、参加予定。

 

リポートをお楽しみに。

ラグビー初心者・選手所属チーム一覧できてます!

 

トップリーグホームページ

ファンの声を受けてどんどん便利になっている印象のトップリーグのホームページ。

RWC2019で好きになった代表選手がどのチームに所属しているのか知りたい方!

どこのチームに所属しているか、顔写真付きの一覧ができている。

チェックしてみよう。

www.top-league.jp

 

チームのホームページ

また、それぞれのチームがSNSなどの発信もしている。

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お気に入りのチームや、気になるチームをフォローすると情報が入ってくる。

 そのチームによって情報内容は異なるが、なかなか面白い。

私がフォローしているのはサントリーサンゴリアスパナソニックワイルドナイツ

 

サンゴリアス

サンゴリアスは今年は、沖縄で合宿を行っている。

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合宿での地元との交流や、食事中の選手の様子など、いつもの戦う姿とは違った姿を見せてくれる。

普段の選手の姿を知りたい方にお勧め。

 

ワイルドナイツ

ワイルドナイツ誕生日の選手からのコメントイベント情報がメイン。

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誰かに偏ることなくチーム内の様々な選手についてもっと知りたい方にはお勧め。

 

好きなチームを探してみよう!

今のところこの2つのチームのみだが、他のチームのサイトももっとのぞいてみたいと思っている。

特にツイッターなどでは待っていても情報が来てくれるので、楽しみも増える。

生ゴミ堆肥化・実験その9 穴を掘る

 

穴掘り

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2つ目の生ゴミ堆肥用の穴を掘る。

ちょうど影になっているところを掘った。

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ミミズを発見。

一度耕したところはやはり幾分いい土になっているようだ。

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前回と同じくらいの大きさの穴を掘れた。

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今日の生ゴミ

みかんの皮、りんごの皮と芯、きゅうりのヘタ、大根の頭、レンコン の皮と端っこ、茶殻、コーヒー殼、麦茶の粒、ミニトマトのヘタ。

キャベツの芯の部分は薄く刻んで千切りにして食べる。キャベツの周りの硬い葉は、キャベツを包んでおくのに使う。使い終わったら刻んで、生ゴミへ。

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虫が苦手な方は下の写真はご注意ください!

😉

😉

😉

😉

😉

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🙃

🙃

🙃

🙃

🙃

混ぜて埋める。

慣れてきたから手早くできる。

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これでまた、しばらく混ぜては埋める日々が続く。

 

 

パナソニックwild knights fan festival2019のチケット買っちゃったよ~

 

買いました、チケット

はい。そうです。買っちゃったよ~♪

 

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元々地元だったので、一昨年から見には行っていたのですが。

ファンフェスティバルは初めて。

ついにここまで来たか。

 

フェス情報

2019年12月28日(土)

熊谷スポーツ文化公園にて開催される。

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Bグラウンド

あれ、今二度見して分かったけど熊谷ラグビー場じゃなくてそのとなりにあるBグラウンドでやるようだ。*1

スタンドは少ないんじゃないかな。

NECグリーンロケッツとの強化試合、選手によるファンサービス、ステージイベントなどが行われる。

そのほかにピンバッジやボールペンなどおまけももらえる。

これだけついて2000円はお得!

panasonic.co.jp

上のリンクからは詳しい情報を得ることができる。

 

ワイルドナイツのページ

ワイルドナイツのサイトでは質問コーナーがある。

チームのメンバーが、ラグビーをしている子からの質問に答える。

具体的なシチュエーションでのプレイの疑問に選手自ら答えている。

もちろんプロップの質問には、人気になってしまった(ちょっとうれし寂しい)稲垣選手が答えている。

そのほか選手情報も出ている。

ワイルドナイツにお気に入りの選手のいる方は一度のぞいてみてはいかがだろうか。

 

ファンフェスティバル2019のチケット購入法

ファンフェスティバルのチケットを購入したい方は上のリンク内のオフィシャルグッズ販売サイトをクリックして購入ページに飛ぶことができる。

以下のリンクから直接購入もできる。

www.wk-fcstore.com