【生を考える】懐かしの時代劇を家族で見る
大岡越前
時代劇チャンネルで、大岡越前の第1期の第1回から始まり、家族で見始めた。
当時は私もまだ生まれていなかったかもしれない。
しかし、当時の人はどう見ていたか分からないが、演技も安定しており、所作も美しい。
ストーリー立ても面白く、勧善懲悪と言っても単純ではない。
主役の加藤剛も良いが、周りを固める俳優も豪華である。
ちょうど子どもの日本史がこの頃の所を扱っているようで、さまざまなワードに敏感に反応し、「あ~、復習になる~」と言って喜んでいる。
子連れ狼
これは大人向けなので、子どもとは見てはいないが、大五郎の健気さに毎回心打たれると同時に、今の若手の俳優は大五郎に負けるのではないかとすら思ってしまう。
ストーリー自体はあまりよく見ていないので分からないが、何しろあの大五郎と「ちゃん」のやり取りだけでもうっとりする。
ちなみに「ちゃん」=拝一刀(おがみいっとう)は萬屋錦之介が演じている。
若い!
若い頃はこんなに渋かったのか…と人の歳の重ね方を勉強する。
雲霧仁左衛門
最近ではNHKで中井貴一が仁左衛門を演じていたが、今見ているのは山崎努版。
どちらかというと豪快さが前に出ているシリーズ。
中井貴一版も親子で見て堪能したが、こちらはお勤めシーンや役者の顔ぶれでまた楽しんでいる。
子どもからは昔の役者の重厚さに称賛の声が上がっている。
良いものが残る
まあ、逆にいうと良いものしか残らないため、昔の役者さんが良いように見えるのかもしれない。
こうしてむかしのドラマの再放送を見るのも、なかなか面白いものである。