教育・福祉・医療とコスパ
Podcastから
あるポッドキャストで、コスパを求めすぎることについて話してました。
この方は、トレーナー等として活躍している方のようです。
基本的に顧客の方と個人的に関わりを持ちながら仕事しているようです。
その仕事は、教育・福祉・医療と重なると思ったので、シェアしたいと思います。
自分軸商売のすすめ:Apple Podcast内のエピソード337:ひとり事業をしているならコスパという言葉は使わない方が良い理由
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技術を使って個人に届ける仕事には、コストパフォーマンスはなじまないということ。
これは教育・福祉・医療に全般に言えることだと思います。
コストパフォーマンスと行政
1960年ごろから始まった新自由主義。
小さな政府という触れ込みで、税金でまかなうものを極力減らそうとする動きです。
しかし、このコロナ禍でそれが危険だということが浮き彫りになりました。
保健所等の削減、病院の削減が国民の命を危機にさらしています。
これはこのコロナという特殊な状況であらわになったのです。
つまり、これまでの政策の危険性はこれまでもありました。
今まで見えなかったのが可視化されたといえます。
今までもこの危機はあったのです。
今回のことで特にクローズアップされているのは医療です。
しかし、他にも同様に危険なものはあります。
人間を人間として接するには
人には一人一人個人差があります。
その人間に直接接する仕事。
それが教育・福祉だと思います。
そこでは一人一人に違いがあることを理解した対応をする必要があります。
そのためにはとても時間も労力も必要です。
そこでコストパフォーマンスを言うことは、個の切り捨てにつながります。
なぜなら効率よく接するには、マニュアルに沿ってやるしかなくなるからです。
それでは本当にその人のことを理解して、寄り添った対応はとても無理でしょう。
コスパを求めない
コスパのことは考えないのが良いでしょう。
特に教育、福祉や医療はコスパは悪いのは当たり前です。
人は一人一人違うのです。
製品でも極端に安いものなどについては、心配になります。
裏で搾取や不正な取引が行われているのではないかという疑念が浮かびます。
これは疑いすぎでしょうか。
仕事に見合った商品価格をつけることが本来のあり方だと思います。
安ければ良いという考え方は終わりにできるような社会になって欲しいと思います。