【生を考える】人間できた人だと思うとき
今週のお題「大人になったなと感じるとき」
大人な人
昨日に引き続き大人について。
自分が大人になったとはなかなか思えないのだが、この人は…というときはある。
特にラグビー選手に多いだろうか。
例えば元ニュージーランド代表伝説のSO、ダン・カーター。
日本に来て、神戸製鋼のチームでは、すぐにコミュニケーションを「日本人と」取ろうとしたり、日本の文化に対してリスペクトを表したりして、チームをあっという間に引っ張り上げていった。
例えばオーストラリア代表現キャプテン、マイケル・フーパー。
試合後のコメントでは必ず相手の良かったところから述べ、観客への感謝を表し、それから自分たちの良かったところ、改善すべき所をきちんと述べる。
試合では誰よりも動いている。
今シーズンはトヨタに来てくれている。
彼らは私よりもずっと若いが、よっぽど大人だと思う。
もっと若い人では
先日も述べたが、大学ラグビーの決勝戦での早稲田の丸尾キャプテン。
彼は点差がついて勝負が決まっていても、決してあきらめた様子を見せることなく、チームを鼓舞し続けた。
しかも、負けて悔し涙をするチームメイトに、顔を上げるように言い、来年以降にがんばりをつなげるように叱咤していたという。
彼は大学生だが立派な大人だと思う。
新型コロナの様子から
新型コロナの感染爆発に伴って、「夜8時以降の自粛」と言われたとして、警戒を解いてしまう人たちは果たして大人だと言えるのだろうか。
どう考えてもコロナウイルスが午後8時になったとたんに、活動が活発になるわけではないし、それ以前の時間にウイルスが静かにしているということがあるはずもない。
どう見ても、今はまだ我慢すべき時だ。
「コロナ疲れ」「慣れ」などと言って外出したい気持ちに負けているのは、果たしてどうなのだろうか。
確かに、それで困る人たちもいるのだろうが、もうすでに2ヶ月以上前からこうなることが予測されていたのに何もせずに手をこまねいていた政治家や、それでも会食の規制ができない政治家はどうなのだろう。
しっかりした大人に政治をしてもらいたいものだと思う。