未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

【ラグビー】大学ラグビー決勝戦・天理対早稲田

審判の難しさ

はじめの数分ですでに審判への不審感が強まってしまっていた。

これはファウルでは、と思うものにもファウルを取らず、しかもTMOがあるにもかかわらず使用せず、確認も取らなかったものがいくつか連続して起こったからだ。

そうこうするうちに勝敗はすでに見えるほどの点差になっていた。

それからは試合が面白くなくなってしまった。

つまらなそうにしているネコ

審判も人間だから失敗もあるし、見間違えることもあるだろうが、決勝にはTMOもあるし、副審もいる。

不審を払拭する意味でも、確認をするべき所だったのではないかと思う。

その様子についてはNHKの中継では、言及されなかった。

 

スポーツ専門チャンネルの良さ

その後、勝敗が決したあと録画でのスポーツチャンネルでの決勝戦を改めて見た。

すると我が家で問題視されていたところはことごとく、「う~ん、今のはどうでしょうね。」というような感じで軽く微妙な判定だったことを臭わせるようなコメントになっていた。

疑問を持っているネコ

やっぱりそうだよね…。

また、NHK、Jsportsともに、アナウンサーが早稲田寄りの感じを出している中、解説の藤島大さんは天理の「しなるような攻撃」をとてもほめていたのが印象的だ。

フィフィタが注目されがちだが、決してフィフィタだけではなく全員で力を合わせていることを強調されていたように思う。

スポーツチャンネルでは目の肥えた人が中継も解説もしているため、その辺はしっかり見ているのだろう。

私はその様子を見ただけで、納得して今回の勝敗を受け入れた。

 

審判も育成して欲しい

何度か言及しているのだが、審判も育成して欲しい。

news.jsports.co.jp

今回のようなファンの不信を招くようなものだと、選手はなおのこと不快だろう。

もちろんスポーツでは審判は絶対だから、不満を表したりはしないと思うのだが…。

実際、今回天理は強かったし、早稲田にハンドリングエラーなども多く、フィジカルでも天理が早稲田を上回っていたので、この結果は妥当だろう。

しかし、後味の悪さが残るのは嫌だ。

高校ラグビーで決勝の審判をされた加藤レフェリーは、最後のホイッスルとなったわけだが淡々としかも公平にやっていて見ていて気持ちが良かった。

ホイッスル

まあ、スポーツはかなりチームに対するひいき目も入ってくるからファン全員からOK、というレフェリングは難しいのだろう。

それでも、レベルの高いレフェリングのできる人を増やしていって、しかもプロとして自立できるような職にして欲しいと思う。

 

観客として

今回はコロナ禍で練習もままならない中で、行われた大会。

観客として楽しませてもらえたことに本当に感謝する。

大会関係者の皆さんも気を遣ったことだろう。

ありがとうございました!

手書きのthank youの文字

個人的には勝敗が見えていても最後まであきらめなかった早稲田のキャプテン、丸尾君にも拍手を送りたい。