買い物を通して今の環境問題への取り組みや労働のあり方にNOという意思表明をする、という選択肢
突然、買い物の予定が入った。
輸送にかかる環境負荷や梱包に揺る資源の無駄遣いとゴミの大量排出を避けるため、できるだけ実店舗での購入を心がけるようにし始めたところである。
ネット通販は便利だが、便利の裏側で働いている人のことや送られてくる梱包資材、輸送によってかかる環境負荷のことを考えてみる。
しかし、今回、スポーツ用品を買わなくてはならなかったのだが、近くにスポーツ用品店がない。
直近の店も遠くで、目指す品がなければ無駄足になる可能性もある。
遠くまで一人や二人で自動車に乗って買いに行くことを考えると、気が重い。
こんな時にはネット通販もありかと思う。
大型ショッピングサイトでなく、正規サイトで購入するという選択肢
しかし、ネットなら何でも良いかというとそうでもない。
大型のショッピングサイトでは、中間マージンを取られたり、素早い対応をするために、秒刻みで品出しや梱包作業が行われていると聞く。
そのような噂のあるところは極力使わないようにして、できれば正規のお店のサイトから直接買うのが良いと思う。
しかし、適当なお店のサイトが見つからない場合には、仕方なく大手も使わざるを得ない。
出品者を一つに絞るという選択肢
そのサイト内の様々な出品者から買わずに、出品者を一つに絞ることが良いと思う。
値段だけで選ばず、できるだけ同じ出品者からのものを選ぶようにし、梱包が簡易なものを選ぶように心がけるようにした。
梱包資材を減らし、輸送にかかる環境負荷を下げることもできる。
実際に送られてこなければ分からないことも多いのだが、一度使って、過剰包装だったところなどは使わないように心がける。
これだけで少し環境への負荷が減らせるのではないだろうか。
たったこれだけでは、大して効果はないと思う方も多いだろう。
しかし、1つのアクションが周りに及ぼす影響を考えてみてほしい。
一つ一つの選択が社会を変えると意識してポチッとする
買い物でその商品を選択するということは、そのサービスを良しとしているという意思表明になる。
つまり、働き方に問題のある企業を選べばそれを肯定してしまうことになるし、環境問題に取り組んでいる企業の商品を選べばその企業を応援することになるということである。
これを続けることでお店側(サービス提供者)の意識も変えていくことができる、消費者のできる意思表示である。
この力を意識して使っていくことが増えていってほしい。