未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

脱プラ生活・学習編

 

脱プラ先進国カナダより

プラスチックフリーの先進国

カナダからの著書が以下の

『プラスチック・フリー生活』だ。

カナダでの

実践に基づいて書かれた

本なので、

日本には合わないところも多いのでは?

と疑問に思いながらも手に取ってみた。

 

プラスチック・フリー生活  今すぐできる小さな革命

プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命

  • 作者: シャンタル・プラモンドン,ジェイ・シンハ,服部雄一郎
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2019/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なぜプラスチックは良くないのか

まず、どうしてプラスチックが

良くないのかを前半で述べる。

体に及ぼす影響から、

環境に及ぼす影響まで。

体に及ぼす影響として述べられているのは、

主に私達も耳にしたことのある

環境ホルモンである。

                                <a href="https://www.photo-ac.com/profile/1736588">babel's artworks</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

https://www.photo-ac.com/より


ホルモンバランスを崩し、

病気を誘発する物質として

日本でも一時期大いに話題になった。

なぜか最近あまり

聴かなくなってしまったのだが、

やはり有毒であることには

変わりがない。

 

どのように始めるか

この本でははじめから

全くプラスチックを使わない生活を

という非現実的なことは

述べていない。

まずできることから

始めようというコンセプトで、

ここからなら自分はできそうだ、

とチョイスすることから始められる。

しかも、カナダとは違うところは

翻訳者のフォローがあり、

日本での実情に合わせた解説が出ている。

 

日本版の良さ

特に、私が良いと思ったのは、

日本でのプラスチックの

リサイクルについて書かれた箇所だ。

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リサイクルされているって本当?

およそ9ページにわたり詳しく書かれ、

私達のプラスチックリサイクルの

誤解や認識不足について

はっとさせられる内容になっている。

 

一読の価値がある本だ。