未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

冬至・12月22日

いよいよ冬至である。

イギリスの歴史作家ローズマリ・サトクリフの作品などから、ヨーロッパなどでは一日がこの後からは長くなることなどから、太陽の生まれ変わる日だとする考え方があることが分かる。 

太陽の戦士 (岩波少年文庫(570))

太陽の戦士 (岩波少年文庫(570))

 

 

 一番日の短いのが冬至

ここからは日の出は遅くはなるものの、日の入りが伸び、一日の昼の時間は長くなっていくのである。

これから厳冬期にむかうとはいえ、明るい気持ちにさせてくれる。

 

さて、日本では冬至といえばまずはゆず湯だろう。

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うちでもゆず湯は毎年この時期の定番である。

ゆずをぽん、とお湯に浮かべるだけで体はぽかぽか、お肌はすべすべになるのだから、本当にすばらしい。

また、カボチャを食べる方もいるだろう。

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なぜカボチャ?と思って調べたことがあった。

冬至「ん」のつくものを食べると良いとされる説があり、カボチャは「なんきん」というため、食べるようになったという。

その説ではもちろん、季節のダイコンなどもOKだということだったように記憶している。

何にせよ、これから寒さは厳しくなるものの、

「冬来たりなば春遠からじ」

の気持ちにさせてくれる行事である。

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門前の小家もあそぶ冬至かな 凡兆*1

 まだ、本格的な寒さが襲ってくる前のひととき、これからは日が長くなることに思いをはせて体をちょっと緩めてあげよう。

*1:大林火監修 俳句文学館編『ハンディ版入門歳時記』角川書店p439