ラグビーにわかファンから熱烈ファンへの道のり
選手の見方は変わる
RWC2019準決勝、
南アフリカのナンバー9、デクラークはとんでもなく攻撃的なスクラムハーフだ。
遡って、9月のリポビタンDチャレンジカップで見たデクラークは、スクラムハーフの私のイメージと違っていた。
スクラムハーフはスクラムやモールの後ろでボールが出てくるのを見ながら、バックスに指示を飛ばすイメージだった。
しかし、デクラークは自分から取りに行く。
しかも、相手のスクラムの時にも取りに行く!
ええ〜!そんなのってありなの?と驚いた。
そして何というお行儀の悪いプレーだ、と思っていた。
しかし、毎回南アフリカの試合を見るうちに、ありか、と思うようになった。
そしてキックで出し、自ら取りに行くスタイルがカッコよく見えるようになった。
密集の後ろにいないじゃん、と思うと大体ボールにからんでいるのだ。
今ではそのアグレッシブさとタフネスぶりに憧れさえ覚えてしまう。
あの小さい(と言っても私よりずっと大きいのだが)体でデカイガタイの奴らと互角に渡り合っているのである。
もちろん、キックの多用に対しては批判もある。
しかし、彼なりの考えがあってのことだ。
きっちりと反論してくるところも良いし、それを許すチームも雰囲気が良いのだろう。
などと今回はデクラークにフォーカスしたが、その他にもたくさんの選手を覚えた。
ラグビーファン歴の変遷
私の熱狂ぶりにラグビー観戦歴の長いダンナは
「ここまでラグビーにハマるとは思わなかったなぁ」
とニヤニヤしながら言う。
何を言う!
一昨年から何度かトップリーグを見に行ったり、テレビ観戦したりしていた。
ラグビー熱を徐々に高めていたのを知っているだろうに!
「4年に1度じゃない、一生に一度だ!」
このキャッチフレーズに出会ってからはラグビー熱はうなぎのぼりだったのだ。
ふむ、たしかに一昨年以前は、にわかファンくらいだったことは認めよう。
しかしこうして徐々にラグビー観戦を通して、少しずつ選手やルールについてわかるようになり、にわかファンを脱出したつもりである。
もちろん今期もトップリーグを見に行くつもりである。
参考
デクラークの画像もこちらより