【生を考える】金木犀の香りに気がつくには
金木犀は1週間
金木犀の花は約1週間咲くと言われる。
うっかりすると、その年の金木犀に気がつかずにすぎてしまう。
ここ数年は満喫できるようになった。
季節を感じる生き方
毎日俳句を詠む。
すると自然と季語に目が行くので、無意識のうちに季節の変化を探している自分に気づく。
あっという間に終わってしまうようになった秋も毎年満喫できるようになってきた。
以前に比べて秋が短く感じるのは、気のせいなのか、実際にそうなっているのかは自分の手元にはそれを示す資料がないためわからない。
しかし、実感としては春、秋はかなり短くなり、俳句も詠みにくくなったと思う。
それでも俳句を詠むとその季節にいることを感じることができるので、生きているんだな、1日として同じ日はないんだな、と思う。
家庭菜園
家庭菜園を初めて、さらに季節を気にするようになった。
あとはコンポスト。
雨が降ると生ゴミを埋めることができないのと、寒くなると分解が遅くなるのとで、コンポストは特に季節を気にする要因になっている。
極力野菜は食べられるところは皮やヘタの部分まで食べ、埋める部分を減らしてはいるが、茶殻はどうしても出るし、固い果物の皮などはむかざるを得ない。
なるべく皮まで食べられるようなものを食べたいと思う。
家庭菜園では、水やりももちろん、生育状況が気になる。
宮沢賢治の「アメニモマケズ」ではないが、天候に左右される野菜たちの管理は気温も気になるところ。
気温と天気を見たり、日没や日当たりなどに気をつけるようになると、日没がこのところ急速に早くなっていることにも気づく。
季節のうつろい
季節のうつろいを感じながら、生きていく。
これは実は現代人が工業化されて忘れがちな大事な本能のうちの一つなのではないかと思う。