未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

【生を考える】公平であることの難しさ

やっと予防接種を受けられるかも

予防接種を受けに行った。

予約などなく、診療時間より1時間ほど早く行って受付を済ませる。

問診票を書いたあとはその場で待つなり、一度自宅へ戻るなりできるという。

車で待つも良し、自宅で待つも良し

ならば、子どもが学校から帰ってくるのを待って、一緒に行けば良いのだからと思い、もう2人分増やせるか聞いた。

すると、「ここにいる方の分だけなんです」とのことだった。

他の人も同様に尋ねていて、同じように対応されていた。

そうだよね、いない人の分まで、となると1人が早めに行って受付を4人分とかそれ以上して都合の良い時間に行けば良いことになるもんね、と納得。

それでは、せっかく行っても(そこにワクチンがあるのに)受けられない人がたくさんいることになる。

文句を言っているように鳴いているネコ

それでは何となくずるいような気がしてしまう。

公平な順番待ち

子どもと話したのだが、いない人の分まで順番を取るのは、電車で荷物を載せて席を取っているのと似ているという。

座席の上に荷物を載せて連れを待つ

なるほど、そうか。

あとから来るかもしれないとしても、満員電車で座席の上に荷物があると何とはなしに腹立たしい気持ちになるのはこれか。

人がいれば、仕方がないとあきらめもつく。

私はこの、「そこにいる人の分だけ」という方式は、ディズニーランドのアトラクションやショーと似ていると思う。

「全員おそろいになってからお並びください」とある。

たまにそろっていなくて、列を外れて待っているグループも見かけるあれである。

みんなそろって一緒に行くガチョウの親子

あれはかなり良い方式なのだと今回の件で思った。

みんないて初めて先に進める。

これは順番取りなどによる不公平感を減らすのに良いと感じた。

何事にもコツと工夫というものがあるもんだと感心した次第である。