【教育は未来への投資】子どもへの寝かしつけのお話
今週のお題「怖い話」
寝かしつけにはお話を
子どもが小さかった頃は寝かしつけるのに苦労した。
よくお話をしてやっていたのだが、昔話の3本立ては当たり前。
こちらの方が眠くなってしまって、途中でお話が止まってしまい、子どもにせかされることもあった。
寝かしつけの時間は一種、恐怖の時間であったとも言えよう。
日本の昔話とヨーロッパのおとぎ話
レパートリーはだんだん決まっていき、日本の昔話では桃太郎、はなさかじいさん、おむすびころりん。
ヨーロッパのお話では、3匹の子ぶた、白雪姫、赤ずきんちゃん。
もちろんはじめは、きちんと話してやる。
そのうち、眠くなってくるとこちらの頭がもうろうとして、「白雪姫は1人で森へ逃げました。・・・・そこへやって来たのはオオカミさんです・・・。」などとさまざまな話をごっちゃにしてしまい、子どもから怒られたりもした。
おお、怖い。
エスプリをきかせて
少し大きくなってきて、年長、小学校低学年くらいになると、冗談が通じるようになってくる。
そこでこの時期にしたお話は、ちょっとエスプリをきかせたもの。
おはなしのはなし1
「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。そのおじいさんとおばあさんは年をとってしまって、歯が抜けてしまいました。はい、おはなし(歯無し)」
おはなしのはなし2
「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。そのおじいさんとおばあさんは犬を飼っていました。その犬はしっぽが無かったのです。はい、おはなし(尾は無し)」
よくおばけがするお話
「昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんとおばあさんの家の裏にレストランができました。おじいさんは住んでいるところを聞かれるとこう答えました。うらめしや(裏飯屋)」
やり過ぎ禁物
これをやり過ぎて、子どもに号泣されたことがある。
「ママは学校の先生なんでしょ!真面目に話してよ!ウオ~ン!」
これが一番怖かった。