未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

【教育は未来への投資】最近特に思うこと、時間の流れが止まっている

 休校があけて

子どもの休校があけてそろそろ2週間。

久しぶりにいくことで、緊張と体の慣れなさと暑さで子どももバテ気味だ。

サングラスをした女性のアップ

今まで、休校だったときに弛緩していた生活から一気に2週間目で部活動を除く通常の授業に戻った。

もっとゆっくりと体慣らしをする必要があるのではないかと思っている。

うちの子はプレッシャーにあまり強い方ではないため、疲れと暑さで1日早退した。

通常の小学校1年生は、約1ヶ月かけて学校生活に慣れるように授業を組んでいく。

それが、3ヶ月を過ぎて、1週目は半日だったものの、2週目からは6時間…。

ちょっと早急に過ぎないだろうか。

そろそろ、部活動も再開する動きである。

体力面、健康面が一番心配である。

 

内容吟味しているか

教員の働き方については今までに、超過勤務が常態化し、さらに超過勤務手当は実質上無しとなっていることが問題視されてきている。

せっかくここまでに、時間の使い方について考える時間があったに違いないのだが、県教委からの通知や文科省からの通達、保護者への配慮などから、やっと働き方が正常化したようなひとときだった所でも、過去のままに戻そうとしている動きが各地で見られているようである。

誰もいない教室

勤務時間内に終わらない部活動がないことや少人数による学級経営の良さなどが、コロナ対策に追われる中で教員が実感したことである。

ところが、文科省はこれに反するように、大学入試は通常の日程通り行うと発表。

高校3年生を追い込む形となっている。

 

この休校期間中何をしていたのか

この休校期間中に文科省から出されたガイドラインについても、ガイドと呼べるものではなく、文科省が決めることではない教育委員会や各学校に判断をゆだねられるところばかりに抽象的な言及をし、文科省が示すべき道筋は全くといって良いほど示してこなかった。

学習内容の削減については、具体的な内容を出さないことで、結局現場としては今年3月まで、受験生はもっと早くに授業を終えなくてはならないとの判断をせざるを得なくなっている。

しかも、学校の休校、再開についても何の根拠も示さずいつも突然である。

右往左往した子どもたち保護者は置き去りになり、学校はてんてこ舞いになり、はっと気がつけばもう6月も半ばである。

手に持ったストップウォッチ

時間ばかり過ぎてはいるが、過ぎ去った時間が無為だったように感じられ、全く時間が過ぎたことを感じさせないのである。