未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

子どもを大事にするならば

今週のお題「100万円あったら」

子育てはお金がかかる

子育てではお金がかかるのは皆さんご存じの通りです。

無償のはずの義務教育でも、制服代、各種教科用品、PTA会費などかかります。

PTAは義務ではないので、払わずに入会しない手もありますが、現実は難しい。

そういうわけで、無償のはずの義務教育段階でも、お金がかかります。

給食費もかかりますし、学級費もあります。

校外学習にもお金はかかります。

おそらく、小学校6年間だけでも100万円はかかっているのではないでしょうか。

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彫刻刀や裁縫道具、習字用具などは、学校で用意した方が良いというのは持論です。

教員も子どもも忘れ物に悩むことも少なくなると思います。

実際は予算の関係で難しいのかもしれませんが、一考の価値はあると思っています。

高等学校無償化は?

高等学校の無償化も、現実には収入に応じた負担があります。

しかも、私学助成がでるとなり、私立学校を選ぶ人も増えているようです。

しかし、実際はやはり収入に応じた負担があるのは上に書いたとおりです。

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しかも、その金額が公立学校の比ではない!

何にかかるかというと、まず制服が高い!靴から靴下まで全て指定の所も多いです。

施設管理にかかるお金も公立より高いです。

それこそ100万円単位になってきます。

それを知った上で、高校選びをすることをおすすめします。

大学は?

多分ここが一番お金のかかるところだと思います。

100万円どころではない金額が一気にかかってきます。

まずは入試からしてお金がかかります。

入試の時系列によっては、入学金まで入れて違う学校に入学する場合があります。

入らない学校の入学金もいくらか払います。

そして何よりつらいのは国立大学の授業料が値上がりしていることです。

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わたしが大学生時代にもじりじりあげられていました。

今ではすでにそのころの倍くらいになっています。

給付型の奨学金に応募しても審査は厳しいです。

貸与型は借金になってしまいます。

子どもを大事にするならば

人生のスタートで借金から始まるのはおかしいですよね…。

子どもたちはこの国の未来です。

その子どもたちを大事にしない国に未来はあるのでしょうか。

子どもたちを本当に大事に思うのならば、こういう状態を変えて欲しいと思います。