【教育は未来への投資】三者面談で驚く学校のIT技術と先の見えない入試
学校は確実に進歩している
三者面談に行ってきた。
受験生がいるのだが、本人の意見を尊重しているため、親としては特に言うべきことは無い。
しかし、先生方は真剣に本人の意見を尊重した進路先を提案してくれる。
私が受験生だった頃と違い、今ではパソコンで本人の成績が入っていれば、希望する学科や受験科目などを入力すると、該当しそうな大学と学部名が出てくる。
その技術の進歩に驚いて帰ってきた。
受験サポートのシステム
うちの子の場合、ピンポイントでやりたいことが決まっており、今の志望校以外はなかなかヒットせずに大変だった。
もしかしたら、漠然としか希望がない子の場合は、たくさんヒットしすぎて絞るのに苦労するのではないだろうか。
私が受験生だった頃は、自分の志望先を大学一覧などで見つけ出すのに一生懸命、大学一覧の冊子をめくったものだった。
隔世の感がある。
学校は遅れているか
学校は遅れている、とよく言われる.
確かにある面では遅れているとも言えるが、違った面では遅れていないとも言える。
もちろん塾や他の企業などと比べたら、負けるところもあるに違いない。
しかし、学校の本分はITでスパーンとデータを出すことだけではない。
もちろん、できるならば申し分ないが、できないからと言って、学校を責めることは無いだろう。
なんで親がこんなに悩むのか
特に今年は大学入試はさまざまな急な変更があったり、コロナウイルスの影響で、やり方を変えたりするところが出てきている。
高校も県によって出題範囲が違ったりして、他県からの流入や流出などが今までとは傾向が変わりそうで、読みきれない。
私が受験生だった時、親はこんなにいろいろ悩んでいたのだろうか?
どうもそんな記憶はない。
自分のことは自分で決め、調べ、お金のことだけお願いする、という感じだったように記憶する。
それでも気がつかなかっただけで、気を遣ってくれてはいただろう。
だが、ここまでいつオープンキャンパスか、入試はどんな形態で、書類は何で、いつどこで…願書はいつ提出か…などなどまだ不明なのだ。
だから心配になる。
この新型コロナの影響で入試がどうなるのか、新しい共通テストなるものはきちんとした問題なのか、全く気がかりなことばかりである。
今年の受験生は中学生の頃から、ずっと「受験が変わる」と脅かされ続けてきた。
その上、突然の(当たり前だが)英語民間試験の利用の中止、記述式の延期ときてはもう何が何やら分からなくなる。
それでも嫌でも受けなければ受かるものも受からないのが受験だ。
全く可哀想なことである。