【脱プラ生活】土用の丑の日をお店で
恒例行事
土用の丑の日はうなぎを食べる。
御多分に漏れず、うちでもそうしていた。
地元のうなぎ屋さんで注文しておいて、テイクアウト。
これが今までのスタイルだった。
うなぎ屋さんは時間がかかるので、小さな子連れでは、お店で食べるのを待ちきれなかったからだ。
Plasticfreejuly に出会って
今年もまた土用の丑の日が近づき、また注文しなくちゃね〜、と家族と話していたのだが、なんだか気が重い。
テイクアウト用の容器が気になっていたことが考えていてわかった。いつものはこんな感じ。
ちょっと光ってしまって見にくいのだが、発泡スチロールの容器に入ったうな重である。
これが心に重くのしかかっていた。
ふと気がついて、「今年はお店に食べに行かない?」と提案したところ、丑の日は平日で遅くなりそうだから…という返事。
特に、晩ご飯を外で食べるのがあまり好きではないようなので、そこもネック。
「じゃあ、連休中のお昼にすれば?」との提案には頷いてくれた。
座席の予約をして当日を待つ。
いざ食べむ!
やはりお店ではかれこれ1時間くらい待った。
しかしでてきたうな重の美味しそうなこと!
やはり見た目も大事〜♪
お腹を空かせて行ったのもあり、美味しい〜!
くるまでに匂いもかいで、厨房の音も聞こえて、ワクワクしていた時間も味付けになっている。
後ろめたいことなく、美味しくいただけた。
一つ気になるのは
やはりこれはどうしても気になるのは、「うなぎは絶滅危惧種である」ということである。
こんなにいっぺんにたくさんの人が突然食べ、それ以外は食べないだなというのは、持続可能な食文化とは言い難いだろう。
【 #WWFオピニオン 】今日は #土用の丑の日 🍚🐟
— WWFジャパン (@WWFJapan) 2020年7月21日
今や多くの方がご存知の「ウナギ=絶滅危惧種」。養殖に使われるウナギの稚魚が今年は豊漁とのニュースもあり、ウナギの数は増えているのかな?と嬉しく思った方もいるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください! pic.twitter.com/nAZYEDlJGW
豊漁なのは、過去最低だった昨年に比べて。実数値でみると決して「豊漁」ではなく、ウナギの資源量が回復に向かっているこわけではありません。
— WWFジャパン (@WWFJapan) 2020年7月21日
土用の丑の日は日本の食文化ですが、実はその半分以上は海外からの輸入に頼っています。このような食文化は、決して持続可能とは言えません。 pic.twitter.com/rXqXHRXg0F
今日 #土用の丑の日 を、ご馳走としてのウナギだけではなく、ぜひ野生生物であり、漁業資源であるウナギについて考える日にしていただけたらと思います。
— WWFジャパン (@WWFJapan) 2020年7月21日
→そのウナギはどこから来た?実は半数以上が出所不明:https://t.co/YQSpbyn76t
→野生生物としてのウナギを知る:https://t.co/AWn0zquDo0
このことをよく頭に入れた上で、丑の日周辺で年1度のご馳走にしたいと思う。
「ごんぎつね」でも病気のおっかあに食べさせるために兵十が取ってこようとしたくらいの、特別な食べ物なんだものなぁ、と突然国語がフラッシュバックした。