今週のお題「一気読みした漫画」
ベルサイユのばら
言わずと知れた少女漫画の名作「ベルサイユのばら」。
フランス革命当時の雰囲気を感じるにはとても良い漫画です。
もちろんフィクションですから、全てを鵜呑みにすることはできません。
しかし、歴史的な事件についてはいくらフィクションでも嘘は書けません。
ですから、歴史的事件のイメージをつかむには漫画はもってこいだと思います。
フィクションを鵜呑みにすると
フィクションといえば、司馬遼太郎のファンは必ず通る道があります。
一瞬、明治維新後や幕末に奔走する志士たちがまぶしく見える現象。
一歩進み、現実的に歴史に当たり、どのようなことをしたかを見て夢から覚めます。
最近ではNHKの大河ドラマもあてにならなくなってきています。
一番愕然としたのは、龍馬と土方歳三が江戸で会っていたという設定。
そんなドラマがあったことです。
鵜呑みにした学生さんから新聞への投書がありました。
そんなことがあったなんて知らなかった、歴史を学ぶのは楽しいと…。
いや、そんなことはないはずです。
これは少し勉強するとあり得ないことがわかることです。
しかし、まだ知らない人にとっては事実として捉えられてしまう恐れがあります。
そういうことがわかって驚愕でした。
漫画で学ぶには
漫画やドラマなどで、さまざまなことを学ぶこともあると思います。
しかし、そこには必ずフィクションが潜んでいることを意識する必要があります。
事実とは異なったり、一部脚色されていたりする可能性があるということです。
その上で、時代の雰囲気や人物への知識を深めるきっかけにすることがおすすめです。