【教育は未来への投資】新型コロナへの対応についてのニュースを見ながら、マンパワーの重要性を改めて感じる
個別対応が必要な子どもが増えている
以前、『校則をなくした中学校』などからインクルーシブな教育環境について書いた。
以前に比べ、児童数は減っているものの、個別に対応する必要のある子どもたちが多くなっている。
そのために必要なのは、何よりもマンパワーだ。
しかし、児童の減少により学校教育に当てられる予算は減らされ、教員数もなかなか増やしてもらえないのが現状だ。
そこで大変な思いをするのは、子どもたちである。
ヘルプサインを出すことも遠慮するバイアスが働くほど、先生達や保護者は忙しい。
子どもの数が減ったら教員も減らしていいというのは暴論である。
そのほかにもマンパワーが必要なのは?
教育ももちろんマンパワーが必要である。
それと同様に福祉や医療の分野もマンパワーが必要な現場ではないだろうか。
昨今の新型コロナへの対応では、医師や研究者不足が指摘されている。
このような分野には行政の関わりが大切である。
もうけがなくてはやっていけない分野は行政が担うしかないはずだ。
それを民営化してきたつけが回ってきたとみるべきだろう。
確かに、今の日本にいては将来が心配だ。
しかし、子どもたち、孫達の世代にも住み続けられるような社会を残していくことがわれわれの責務として残されている。