【教育は未来への投資】夏の歌というとヴィヴァルディ
今週のお題「夏うた」
私の夏うた
ふと思い出したのが、ヴィヴァルディの管弦楽『四季』のうちの「夏」。
蚊や虫がぶんぶん飛び回り、暑苦しい音楽である。
ちょっと聞いたのでは不快な感じも受ける。
なぜこれを思い出したかというと、中学校の音楽で初めてであったクラッシック『四季』の「春」がとても気に入り、その当時まだ自分には高価だったレコードを買ってもらったのである。
これが私の初めてのレコードだった。
『四季』の中で好きなシーンは穏やかな「冬」なのだが、夏になるとこの「夏」の音楽を思い出してしまう。
学校での刷り込み効果
学校ではさまざまな音楽が流されている。
小学校では登校してからすぐから、マラソンの時間、給食の準備、下校の放送まで、音楽をかけるシーンが多い。
かつてはクラシックが主流だったので、クラシック音楽と学校のあるシーンを結びつけて思い出す方も多いのではないだろうか。
大人になってから、曲の名前を初めて知るものも多い。
私は「トランペット吹きの休日」を聞くと、掃除の時間を思い浮かべる。
知らないうちに覚えている強み
今は学校も様変わりしていて、運動会での音楽なども歌謡曲のインストゥルメンタルバージョンが流れていたりする。
しかし、本当は私は学校ではクラシックを流して欲しいと思っている。
知らず知らずのうちに親しんでいた曲が実はクラシックだったと知ったときの、何ともうれしいような恥ずかしいような思いはとても心地の良いものだし、クラシックに親しむきっかけにもなる。
歌謡曲はTVからいくらでも流れてくる。
あまり普段聞かないものこそ流しておいて欲しい。
しかも、クラシックの定番を流すのが良いと思う。
クラシックはいくら聴いても飽きが来ず、しかも長い年月聞き継がれてきただけに良いものである。
それを知っているのといないのとでは、生活の彩りが違ってくるだろう。
元々クラシック自体宮廷でのバックグラウンドミュージックだったのだから、学校でも同様にかけ続けたら良いというのが私の考えである。