未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

【映画レビュー】「ドクトルジバゴ」男はクソばかりなのか…歴史の学習をしながら思うこと

 

ドクトル・ジバゴ 特別版 [DVD]

ドクトル・ジバゴ 特別版 [DVD]

  • 発売日: 2001/11/23
  • メディア: DVD
 

舞台はロシア革命前後

ロシア革命前後の医師ジバゴの人生を描く。

ジバゴを演じるオマー・シャリフは「アラビアのロレンス」でアリの役をしている。

ジバゴの兄は同じく「アラビアのロレンス」の王子役の人かな?

うわー、どんだけ役者がすごいんだろ、アラビア人からロシア人まで演じるとは…。

当時の「アメリカ映画あるある」だが、外国人も普通に英語を喋る。

だからOKなのかもしれない。

さて、ストーリーは革命前夜からスターリンの時代までに至る。

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歴史年表と地図帳片手に楽しむのが良いだろう。

 

バラライカの美しい調べ

女目線で言うとジバゴに出てくる男どもは女の敵である。

ストーリーは波乱万丈で面白いが、女目線で言うと「ダメだろ、それ」の嵐である。

しかしそういう世の中だったのかもしれない。

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一番印象に残るのはバラライカの美しい調べである。

「ラーラのテーマ」は有名なので、聞いたことのある人も多いだろう。

全編を通してこのモチーフが繰り返し流れ、ラーラの哀しい愛が思い出されるのである。