【映画レビュー】「ドクトルジバゴ」男はクソばかりなのか…歴史の学習をしながら思うこと
舞台はロシア革命前後
ロシア革命前後の医師ジバゴの人生を描く。
ジバゴを演じるオマー・シャリフは「アラビアのロレンス」でアリの役をしている。
ジバゴの兄は同じく「アラビアのロレンス」の王子役の人かな?
うわー、どんだけ役者がすごいんだろ、アラビア人からロシア人まで演じるとは…。
当時の「アメリカ映画あるある」だが、外国人も普通に英語を喋る。
だからOKなのかもしれない。
さて、ストーリーは革命前夜からスターリンの時代までに至る。
歴史年表と地図帳片手に楽しむのが良いだろう。
バラライカの美しい調べ
女目線で言うとジバゴに出てくる男どもは女の敵である。
ストーリーは波乱万丈で面白いが、女目線で言うと「ダメだろ、それ」の嵐である。
しかしそういう世の中だったのかもしれない。
一番印象に残るのはバラライカの美しい調べである。
「ラーラのテーマ」は有名なので、聞いたことのある人も多いだろう。
全編を通してこのモチーフが繰り返し流れ、ラーラの哀しい愛が思い出されるのである。