未来のコンパス

教育、環境問題についての思いや学びについて綴ります。

【映画レビュー】2001年宇宙の旅、オデュッセイアと思えば納得?

 

子どもが休校

新型コロナの影響で学校が春休みまで休校になってしまった。

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たっぷり時間があるため、映画好きな子どもと、古典といっても良い名作をたくさん見ることにした。

しばらくこのブログも映画レビューが続きそうだ。

原題「2001:A space odyssey 」

odyssey はギリシアの古典オデュッセイアである。

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トロイ戦争が終わり、家路についたオデュッセウスがさまざまな理由で漂流する。

つまり、宇宙の「旅」というよりは「漂流」の方が近いのではないだろうか。 

不可解なストーリー

実は3回見たが、未だによくわからない。

おそらく人類史や命に対するスタンリー・キュービック監督の哲学を映像化している。

ビッグバンから近未来までが扱われている。

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人類の進化についてはこの当時の知見によるものなので、それも面白い。

何度か場面転換があるのだが、やっとストーリーをつかめてきたぞ、と思うと場面転換の繰り返しで、結構疲れる。

やっと監督の哲学なのだろう、とあたりをつけられたのは3回目の今回である。

大学生の頃に1回、働き始めてから1回、そしてつい最近の1回の計20年くらいかけての収穫である。(遅い?)

 

宇宙と人類

チャレンジャーや哲学などに興味のある人にはお勧めする。

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大きなテーマを扱っているらしいので、広い視野で物事を見てみたいという人には面白いかも。