悩ましいペットボトル事情
企業がペットボトルを選ぶ理由
ペットボトルよりリサイクルしやすいアルミ缶。優秀な素材の一つです。缶コーヒーメーカーがペットボトルに移行しているのは時代の要請に反しています。
— 田村 佐保 (@saho_tamura) 2021年5月11日
日本経済のためにはペットボトルよりアルミ缶を買ったほうがいいワケ 無印良品の「切り替え」は大英断だ #POL https://t.co/ECIFoPlkKA
上のような記事を見つけました。
無印は環境問題にはさまざま配慮しようとしていることが見受けられます。
(人権問題に対してもそうあって欲しいものですが)
缶コーヒーメーカーの新しい動きに対して不思議に思っていました。
「なぜこの時代にペットボトルにしてしまうのだろう」と。
この記事から、見栄えの良さで売れ行きが変わるためだということがわかりました。
選ぶのにはやはり売れ行きと関係があるのですね。
企業ですから利潤を追求するのは当たり前のことでしょう。
企業に求めるには
企業に売れ行きを度外視した環境に良いものに変えろというのは難しいでしょう。
この記事だけでもよくわかります。
事実、ペットボトルに変えたことで缶コーヒーよりも売り上げが伸びたようです。
私たちにできることは、このような商品を買わないことだと思います。
または、疑問に思ったときに、カスタマーセンターがあります。
なぜそうしたのか、企業に問い合わせてみるのも一つの手です。
電話が敷居が高いときには、企業の問い合わせのメールでも良いと思います。
今ではほとんどの企業がホームページを持っており、問い合わせることができます。
わたしは生協の宅配の利用者です。
よく購入する商品を、もっと環境負荷を減らせるように提案したいときがあります。
そういうときには、口コミや問い合わせに書き込んでいます。
一気に解決とはいきませんが、少しずつ変わっています。
うちで毎日食べるキムチのパックの中に入っていたビニルシートがなくなりました。
会議など身近なところから
PTAの会議や何かの会合などで集まるときに配られる飲み物。
ペットボトルではないでしょうか。
わたしも今までに何度か経験しているのですが、ストレスです。
確かに軽いし、日持ちもするし、配るのに便利です。
でも大量に購入すればそれなりに重いです。
それに、もらえることを期待して会合に参加する人は少ないのではないでしょうか。
まずはこういうところから変えたらどうでしょうか。
代替案としては、
- 給湯室が使えるところではその場で入れるお茶にする
- アルミ缶入りの飲料にする
- お茶自体をやめてみる
などが考えられます。
配られてしまったものは我が家では、
- 長時間の外出のためのマイボトルへの継ぎ足し用
- 誰かにあげる
などとしてほとんど家庭では使いません。
できるだけ使用量を減らしていくことができれば良いかな、と思います。
ペットボトル再利用
再利用としてさまざまなものにリメイクしているものもネットを見るとでています。
でもあまりお勧めしません。
まず第一に衛生的ではないこと。
それから、劣化することに伴ってマイクロプラスチックになる恐れがあること。
この2点だけでも家庭での再利用は、やめた方が良いのではないかと思います。
しかも、加工してしまったあとではリサイクルボックスに出すことができません。
上の記事にあるように、い・ろ・は・すはボトルtoボトルの取り組みを始めています。
使い捨てではなく、使い回す。
そういう時代になるようにするのはわたしたちの世代の責任だと思います。
私たちは地球2.8個分の生活をしていることを忘れてはならないと思います。